平成27年 4月28日(火):初稿 |
○平成20年9月22日初稿「Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホン衝動買い」で「私は20年程前からソニー製赤外線ワイヤレスヘッドホンを利用しており、これが私の生活必需品となっております。」と記載していました。幼児時代に患った中耳炎のため徐々に難聴が進行し、30代後半には補聴器が必要になっていたからです。 ○当時の補聴器は、現在よりずっと性能が劣り、補聴器を着けて聴くTV等の音は自然の音ではなく違和感を感じるものでしたが、補聴器を外し、ヘッドホンの音量を大きくして聴く音が自然に近く感じたためヘッドホンを利用することが多くなりました。しかしコード付きヘッドホンは、コードが邪魔で動きを制限されます。そこでワイヤレスヘッドホンを探したところ、ソニーで赤外線ワイヤレスヘッドホンを発売していることを知り、早速、購入し、以来、ワイヤレスヘッドホンは、私の常備品となりました。 ○この赤外線ワイヤレスヘッドホンは大変便利でしたが、この赤外線が届く範囲が、赤外線を発信するトランスミッターの発光部が見える範囲に限定され、隣の部屋に行くと赤外線ワイヤレスヘッドホンから音が聞こえなくなります。そこで「Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホン衝動買い」記載の通り、隣の部屋でも音が聞こえるBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンを購入しました。 ○このBluetooth対応ワイヤレスヘッドホン、その後、3台程購入しましたが、いずれも現在は全く使っていません。その最大理由は、音量が大きくならないことです。アナログ方式の赤外線ワイヤレスヘッドホンは、相当の大音量に上げることが出来て難聴の私でも利用可能です。しかし、デジタル方式のBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンは、聴力の正常な方だけを対象としているらしく、聴覚障害者の私が聞こえるレベルまでに音量を上げることが出来ません。さらにどう言う訳か、TVの映像と音が少しずれるように感じます。一瞬ですが、ヘッドホンから出る音が映像の音に遅れます。 ○そのため今でもアナログ方式の赤外線ワイヤレスヘッドホンを日常的に利用しています。しかし、今般、サラウンド方式音声に対応するワイヤレスヘッドホンが欲しくなり、探していたところ、赤外線ではなく電波利用型ワイヤレスヘッドホンでは、結構販売されていることが判りました。価格は、赤外線ワイヤレスヘッドホンより遙かに高価です。価格.comで、ソニー製品の9.1chに対応したワイヤレスヘッドホンMDR-HW700DSを見ると「ワイヤレスとしては満足できますがサラウンド感はもの足りない」なんて感想が出てきます。 ○電波型ワイヤレスヘッドホンの問題は、電波が干渉して無線LANが接続できなくなる可能性があるとのことで、その回避策等検討が必要になっています。 以上:1,160文字
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