平成17年 3月 3日(木):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○「今日は何の日」をキーワードでGoogle検索をすると49万4000件も出てきます。 検索トップに出てくる「今日は何の日~毎日が記念日~」がやはり良くまとまっていますが、幼児時代から慢性中耳炎やら難聴で耳との付き合いの深い私にとっては、「耳の日」が一番重要です。 ○私は、幼児時代に患った中耳炎のため徐々に難聴が進み、50歳の時、両耳聴力損失70db以上の聴覚障害による身体障害6級の認定を受け身体障害手帳を交付されました。 聴覚障害による身体障害6級は以下のように規定されています。 両耳の聴力レベル70デシベル以上 (40cm以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの) 一側耳の聴力レベルが90デシベル以上、他側耳の聴力レベルが50デシベル以上 ○聴覚障害レベルは、聴力の損失割合をデシベル(db)で測定します。 しかし、難聴の程度の分類について現状では統一された難聴の程度の分類はありません。難聴に関しては個人差が非常に大きいためです。例えば同じ聴力損失75dbでも電話が自由に使える人もいれば、電話の話が聞き取れないという人もおり、聴力損失90db以上になっても補聴器使用で電話を使いこなしている人もいます。 ○私の場合、加齢と共に難聴が進み、20代までは軽度難聴、30~40代前半は中度難聴、40代後半以降高度難聴と進み、30代後半中度難聴の時代から補聴器がないと仕事に差し支える状況となっています。 ○幸いだったのは言葉を覚える幼児時代は難聴程度も低く発音は人並みに学習できたことです。幼児時代から中度・高度難聴だと発音学習が出来ず、発音も普通に出来なくなります。私も所属するみやぎ難聴協には、このような方も多く、その克服のため成人になって大変な努力をされています。 ○難聴は、外見から全く判らないための苦労が多いですが、得することもあります。これを理由に嫌なことから逃げることが出来ることです。私の場合、子供の父兄会活動等嫌なことは難聴を理由にかみさんに押し付けています。 かみさんが理解ある人格者故に出来ることかも知れませんが。 以上:858文字
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