平成17年 3月 2日(水):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○私は、世のため人のためになろうなんて言う大それた気持はこれっぽっちもなく、公務である弁護士会の会務は嫌いだと公言してきました。 しかし、その割には仙台弁護士会の仙台弁護士会法律相談センター事務局長、業務対策委員会委員長、広報委員長、更に10年前には副会長も務め、更に現在は、日弁連委員会委員を5つも務め、人並みの会務は務めているつもりです。 ○仙台弁護士会の広報委員長と副会長は正に村社会の掟に従って仕方なく義務感で務めたのですが、その他は、義務感ではなく自分の自発的意志に基づき、自分がやりたいと思って務めました。 ○日弁連委員については、これを口実に東京に出て好きな秋葉原巡りをしたり一人でゆったりとホテルライフを楽しんだり、何より、桐師匠【多遊】さんから大好きな桐の特別レッスンを受けることが出来ることが、これを務める最大の動機付けとなっております。 日弁連委員としての日当は交通費しか出ませんが、委員会口実に他の楽しみも享受できるので、交通費を出していただくことも大変有り難いと思っております。 ○しかし自分がどうしても好きになれない会務は、掟を破っても辞めてしまいます。初めて日弁連の委員となった消費者委員会も2期4年の掟を破って1期2年で逃亡しました。消費者委員会は、革新的思想メンバーが多く保守的な私はどうしてもその方針等に馴染めなかったからです。 同様に人権畑の委員会は殆ど馴染めず委員に任命されても全く出席しない幽霊委員となっております。そこで人権擁護の使徒たる弁護士の風上にも置けない弁護士と自称しております。 ○好きな真向法の機関誌健體康心417号で次のような素晴らしい言葉を発見しました。 「最近の私の最大の喜びは、そのような義務感から解放され、自分の人生を自分の意志でのびのびと生きていることである。」 このような姿勢で生きたいものです。 以上:769文字
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