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無念!フラメンコギターの神様”パコ・デ・ルシア”氏逝去

平成26年 3月 2日:初稿
○後記ニュースの通り、フラメンコギタリストパコ・デ・ルシア氏が、平成26年2月25日、66歳で逝去されました。以下、氏の思い出です。
私とギター」に気仙沼市内で発行している「三陸新報」に掲載された「私とギター」と題するエッセイを紹介し、その中で「大学2年の春、仙台の電力ホールでスペインの天才フラメンコギタリスト、『パコ・デ・ルシア』の演奏を聴くことが出来た。世界の超一流アーチストの演奏を目の当たりにした私は、その驚異的なテクニックに唖然とし、その夜は興奮して眠れぬ程であった。そしてそれからの私は、少しでもパコに近づきたいという身の程知らずの願望を抱き、いよいよフラメンコギターの虜になっていった。」と記載していました。

○当HPは、平成26年3月1日現在4106頁ありますが、「パコ・デ・ルシア」と入力してホームページ内検索をすると52件ヒットします。現在の私の重要な趣味の一つフラメンコギターに関して最大の影響を与えてくれたのがパコ・デ・ルシア氏です。他のフラメンコギタリストでは、サビーカス氏、セラニート氏が居ますが、影響力は、パコ・デ・ルシア氏がダントツでした。氏の生演奏を初めて聴いたのが「パコ・デ・ルシア初来日電力ホールコンサートの思い出」記載の通り、昭和47年3月7日で、平成26年3月現在62歳8ヶ月の私の全生涯であれほど感動したコンサートはありません。「兎に角、物凄い感動で、興奮して、その夜は神経が高ぶって眠れず」と記載したとおりです。

○その後、平成の初期に2回目、そした最後に3回目を聴いたのは「パコ・デ・ルシア日本公演を聴いて」記載の通り、平成17年7月20日東京芸術劇場での公演でした。氏は、昭和22年12月21日生まれですから、初来日の昭和47年3月時は24歳、私が見た最後の日本公演平成17年時は58歳でした。ここ数年はYouTube動画で頻繁にその演奏を聴き、また、氏のHPも発見して、最近の様子を見ていましたが、年齢の割に随分と老け顔になっているのが気になり、何か病気でも持っているのではと、ちと心配でした。「老け顔」は、他人事ではありませんが(^^;)。

○氏の演奏は、正に「神業」としか言えないものですが、この「神業」に到達し、かつ、長く維持するためには、計り知れない努力も積み重ねられていたはずです。人間が神と評価されるほどの技術を得るための努力は、相当の体力も消耗するはずです。氏の神業の最たるものが、m指(中指)とi指(人差し指)交互に弾くピカード(スケール、音階)ですが、氏は1秒間に20数回弾けると聞いたことがあります。普通の人は、いくら練習しても、おそらく1秒間12回くらいです。

○スーバーギタートリオのジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ氏のギターは、ピックを使って弾くもので、スケールはピックを往復して弾きますが、パコ・デ・ルシア氏のスケールは、一方通行です。確かにマクラフリン氏のスケールももの凄いですが、ピックの往復スケールであり、普通の人でもスピードだけなら近づけます。しかし、mi指交互に一方通行スケールのパコ・デ・ルシア氏の超絶・超高速スケールは、普通の人では近づけません。この過酷な演奏は、おそらく身体に堪えるものであり、寿命を縮めたのかもしれません。

○氏は、膨大な量の作品を残して逝きました。彼の作品は、ビデオやCDだけでなく、YouTube動画で気軽に接することが出来、今後も全世界のギターファンに愛され続けるでしょう。私は、氏の演奏曲で練習した曲は、僅か4曲で、そのレベルは全く比較にならない低レベルです。しかし、生涯かけて氏の演奏レベルに僅かでも近づけるよう精進したいと思っております。
氏のファンの一人として、大いなる感動を頂いたことを感謝し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

二筋の川(Entre dos Aguas)


スーパーギタートリオ(PACO DE LUCIA , John McLaughlin , AL DI MEOLA)


追悼 フラメンコ・ギターの巨匠、パコ・デ・ルシアの名演12選

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NHKニュース2月26日 21時10分
フラメンコギターの名手として世界的に知られるスペインのパコ・デ・ルシアさんが25日、滞在先のメキシコで死亡しました。
66歳でした。
パコ・デ・ルシアさんは兄とともにフラメンコギターを始め、10代のころからプロのギタリストとして活躍しました。
スペイン南部の伝統的なジプシー音楽にジャズやブルース、ロックの要素を取り入れ、フラメンコ音楽の幅を大きく広げました。
またジャズ・フュージョンギタリストのアル・ディ・メオラさんやジャズ・ピアニストのチック・コリアさんなど異なるジャンルの著名なミュージシャンとの共演も行いました。
パコ・デ・ルシアさんは25日、滞在先のメキシコで突然体調を崩し、66歳で死亡しました。
スペインの生まれ故郷では、町長が「文化の世界とアンダルシア地方にとって埋めようのない損失だ」とその功績をたたえるとともに、3日間、町全体で喪に服すことを決めました。
フラメンコ音楽に大きな変革をもたらし、世界にその魅力を広めた名手の訃報にスペインでは悲しみが広がっています。


2014年2月26日 23:03 (AFPBB News)
パコ・デ・ルシアさんが死去、伝説的フラメンコギター奏者
【AFP=時事】スペイン音楽フラメンコを世界的に広めた伝説的ギター奏者、パコ・デ・ルシア(Paco de Lucia)さん(本名フランシスコ・サンチェス・ゴメス)がメキシコで死去した。66歳だった。
26日に故郷のスペイン南部アンダルシア州(Andalusia)アルヘシラス(Algeciras)市が発表した。死因は心臓発作だった。
数十年に及ぶキャリアを通じ、スペインの伝統的なジプシー音楽とジャズやボサノバ、ポップス、クラシック音楽の要素を融合させ、フラメンコの近代化に大きな役割を果たした。スペインとメキシコに住まいを持ち、米国など世界を広くツアーしていた。
1947年12月21日生まれ。12歳ごろから「タブラオ」と呼ばれるフラメンコ・ショーを見せる酒場で弾き始め、15歳でマドリード(Madrid)に上京、18歳までにファーストアルバムを発表した。このころ、マドリードに来たばかりだった当時15歳だったフラメンコ歌手カマロン・デ・ラ・イスラ(Camaron de la Isla)と出会い、92年にカマロンが亡くなるまで二人で伝説的なデュオを組んだ。
【翻訳編集】AFPBB News

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