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2012年9月16日発行第85号”梅ちゃん先生と弁護士先生”

平成24年 9月16日:初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成24年9月16日発行第85号「梅ちゃん先生と弁護士先生」をお届けします。

○実は私もNHK朝の連続テレビ小説は、最近は「ゲゲゲの女房」、「てっぱん」、「おひさま」と連続して見ていましたが、朝のフラメンコギター練習時間を増やすため「カーネーション」から見ないと固く決意して見なくなっていました。ところが、「梅ちゃん先生」が始まって数回目に、チラリと見てしまったら、忽ち、固い決意が揺らぎ、結局、平成24年9月15日現在まで殆ど毎日のように見る羽目になっていました(^^;)。

○NHK朝の連続テレビ小説は、昔は、結構見ており、「連続テレビ小説一覧」で振り返ると記憶に残っているのは、気仙沼実家で初めてテレビを購入した昭和36年当時放送していた「娘と私」、その後は昭和39年林美智子氏の「うず潮」から昭和54年山崎千里氏の「鮎のうた」まで殆ど見ています。この中で特に記憶に残っているのは、何と言っても昭和41年樫山文枝・高橋幸治氏「おはなはん」で、大ファンであった高橋幸治氏のぶっきらぼうな語り口の軍人姿をシッカリ覚えています。

○弁護士になった昭和55年以降は余り見なくなりましたが、昭和58年小林綾子氏「おしん」、昭和60年沢口靖子・津川雅彦氏父娘「澪つくし」は、当時、一身上の苦難に直面していた我が人生にダブらせて熱心に見ており、今でも記憶に残っているシーンが結構あります。その後は、どういう訳か、殆ど見なくなりましたが、20年以上経過した平成22年松下奈緒・向井理氏「ゲゲゲの女房」から見始め、毎朝、早朝筋トレ後の日課となっています。「梅ちゃん先生」が終わったらフラメンコギターの練習時間とするため見ないと固く決意はしているのですが(^^)。

○「先生」との呼び名に関連しますが、「梅ちゃん先生」で最高に感激したセリフがあります。梅子がアルバイトをしていた世良公則氏扮する開業医坂下俊一郎医師の言葉で、「自分が人を助けてやっているというのは医者の思い上がりだ!」です。この言葉は色々な解釈が出来ますが、私は、「自分が人を助けてやっているというのは弁護士の思い上がりだ!」と置き換えて、シッカリと自覚せよと、言い聞かせています。おそらく大山弁護士の思いと繋がるはずです。

○この坂下医師の「医者はな、ただ、そこにいるだけでいいんだ。」にも感激しました。「小松弁護士はな、ただ、そこにいるだけでいいんだ。」と言われる存在になれば最高ですが夢の又夢です。

○梅ちゃんと医学校時代同級生弥生・雪子と梅ちゃんの父下村健造医師との以下の遣り取りも心に染みました。
弥生「お父様、この機会に医者としての心構えなどお聞かせいただけませんでしょうか」
建造「あ…
そうですね…では、まずは医者を聖職と思わないこと」
弥生「え?」
雪子「聖職だと思うからやっていられるんじゃないんですか?」
建造「いや、人間対人間だと思うからやってられるんです、しかし、人間というものはやっかいです。病気と同じくらいに…いや、それ以上にやっかいかもしれない」
弥生「そういう、厄介な人間とどう向き合えばいいんでしょうか?」
建造「自分も厄介な人間だからいい勝負です」


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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

梅ちゃん先生と弁護士先生

「梅ちゃん先生」は、言うまでもなく朝の連続テレビ小説の主人公です。妻と一緒に、私も見るようになりました。

 梅ちゃんの父親は、厳格な医学部教授なんですね。姉が松子、兄が竹夫で、梅ちゃんが梅子です。こんな名前を付けられて、「梅」ちゃんは僻むのではと、私なんか心配になります。名前が暗示するように、子供のころから、何をやらしてもダメな劣等生だったのですが、一念発起してお医者様になるのです。大学病院に残るように言う父親を振り切って、自分を育ててくれた近所の人たちのために、開業医としてやっていこうとします。

 お医者様ですから、通常は「先生」を付けて呼ばれます。そこで、今まで近所の人から呼ばれていた「梅ちゃん」に「先生」を付けて、「梅ちゃん先生」と呼ばれるようになったんですね。こういう形の「先生」は、親しみがあってとても良いように思えるのです。ところで、世の中には、教師でもないのに、何故か先生と呼ばれる職業があります。お医者様や政治家と並んで、弁護士もその一つです。

 弁護士が「先生」と呼ばれることについては、かなり批判もあるようです。まだ若い、弁護士になりたての人でも、「先生、先生」と持ちあげられると、変に勘違いしてしまうなんていうんですね。そんなところから、客を客とも思わないような弁護士が生まれて来るのだというわけです。

 「先生と言われるほどのバカでなし」なんて川柳がありますが、私も「先生」と呼ばれることには、かなり抵抗があるのも事実なんです。その一方、「先生」と呼ばれることを評価する考えもあるようです。先生と呼ばれるのは、プロとして責任を引き受けることの証だそうです。「先生」と呼ばれた以上、逃げることは出来ないというわけです。時代劇に出てくる、用心棒の「先生」みたいなイメージでしょうか? 強い、正義の味方がやってきたときでも、「先生、お願します!」なんて悪者に言われると、逃げずに戦わないといけないんです。ううう。。。

 このように賛否両論あるようですが、何にしても、「先生」という呼び方が、弁護士の敷居をかなり高くしている感じはします。少なくとも、親しみを持って名前を読んでもらうのとは違うようです。

 「先生」商売の一つである政治家ですが、佐藤栄作といえば、高度経済成長の時代に、約8年も総理大臣の地位にいた、実力政治家ですよね。佐藤総理は、実力はあったけど、あまり人気はなかったようです。そんな中で、「私は栄ちゃんと呼ばれたい。」という名セリフを残したことでも有名な人です。しかし、一国の首相を「ちゃん」付けで呼ぶのは、なかなか難しいでしょう。

 いろいろと検討してきましたが、要は、親しみを持って貰いながら、「先生」としての責任感も保持できるような名称が大切ということです。となりますと、これはもう「梅ちゃん先生」の真似をするしか無いなと気が付いたわけです。

 佐藤栄作首相の場合、「栄ちゃん先生」と呼ばれたとしたら、本当に喜んだかは疑問です。しかし私は、お客様に「じろちゃん先生」と親しみを持って呼んで貰える境地を目指したいと思ったのでした。

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◇ 弁護士より一言

梅ちゃんは、「出来が悪い!」と言われながらも、立派なお医者様になりました。それに比べて、我が家の小学6年の娘は、将来が心配になります。
先日、新聞を読んでいた娘が、「アベシンサンシって知っている?」と聞いてきました。
桂三枝の兄弟弟子だろうか?なんて考えていたんですが、回答は「安倍晋三氏」でした。

その後、本を読んでいた娘にまた聞かれました。「パパ、ブクラって誰? 有名な人らしいよ。」
名前からいって西洋人かな。しかし、そんな人聞いたこと無いよ。だからって、娘の手前知らないとは言えないぞと、とても悩んだんです。

こちらの答えは、宮本「武蔵」でした。
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