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小松弁護士とパソコン

平成 8年 4月 1日(月):初稿 平成17年 2月 6日(日):更新
小松弁護士とパソコン

Q.パソコンが好きだとの話ですが、いつどんなきっかけで始めたのですか?。
A.平成2年10月に、パソコンマニアの菅原聖喜先生(当時の英語師匠、東北大学講師)でから強く勧められ初めて導入し、翌年3月からパソコン先駆者の小高雄悦弁護士の指導を受けて本格的に使用し始めました。

Q.どんなソフトをどのように利用しているのですか?
A.ワープロは、「松」、データベースは「桐」です。いずれも流行のWIN95用ではなく、一般にはなじみの薄いソフトですが、年季の入った根強いファンを多く抱えています。当事務所では、「桐」で会計、業務日誌、文書受発管理、事件・顧客管理等事務所業務の殆ど全部をこなしています。表紙の写真が当事務所の桐でのメニュー画面です。

Q.「桐」は、どんな点がお勧めですか?
A.一括処理という日本語でのプログラム処理を覚えると、極端な話は、腕次第でどんな処理も出来るようになることで、自分の好きなようなシステムを作れることが、「桐」の最大の魅力です。私の一括処理の腕は、未だ初級程度ですが、それでも大変重宝しており、今では「桐」なしの事務処理は、到底考えられません。例えば、会計処理に関しては、専門のソフトも多数ありますが、私は「桐」の一括処理で、当事務所の様な零細規模にあった独自の簡単入力複式簿記会計処理システムを作って利用しています。私の方式では日々の入手金の入力で貸借対照表と簡易損益計算書が自動作成されます。

Q.他にパソコンを利用していることはありますか。
A.マッキントッシュパソコン(通称マック)をDTP(新聞や雑誌など写真やイラスト入りの凝った文書の作成のことで机上出版と訳されています)に利用しています。九士会通信やこの鶴亀通信の版下もマックのページメーカーというソフトで作りました。これは文字の大きさや字体の変更、記事の移動等、又、写真を読み込んで大きさを変え、好みの位置に張り付ける事も簡単に出来ます。小学校時代からの友人でイラストレーターをしている平野秀明君にページメーカーでのレイアウトをお願いしています。

Q.パソコンの効果的な利用の秘訣はありますか。
A.大きな事は言えませんが、私でも言える事は、先ず、使用ソフトを決めたら、浮気せずにそのソフトを徹底的に使用する事でしょう。あれもこれも手を出すと、よほどセンスの良い人を除いては中途半端になる気がします。名のあるソフトは、それぞれ奥が大変深いので、もっと便利な使い方がないかと常に疑問を持って接するとより簡単な使用方法を発見できることがあります。その繰り返しで利用効果が高まってくるはずです。


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