平成18年 5月19日(金):初稿 |
○久しぶりに知財の話題です。平成18年5月19日(木)午後6時からツルカメスタジオで全国弁護士知財ネット東北地域会5月例会を開催しました。「知的財産研究会第1回勉強会」記載の通り平成16年11月から仙台知的財産研究会を結成して一応10数名の参加者で原則として月1回知財の勉強会を開催しております。全国弁護士知財ネットが誕生してからはその東北地域会としての活動も兼ねています。 ○当初は12,3名の参加者が居たのですが、一人減り、二人減り、平成18年1月には3人しか集まらなくなりました。そこでこれではいかんと、仙台市内でアート特許商標事務所を経営されている弁理士の須田篤さんにもお声掛けして指導者役オブザーバーとしてご参加をお願いしたところご快諾を頂き平成18年2月からご参加頂いております。 ○平成18年4月22日、第1回目の全国弁護士知財ネット東北地域会主催での知財権問題無料相談会を仙台弁護士会館で開催したのですが、相談者が一人しかいなかったのは「弁護士知財ネット東北地域会主催知財問題無料相談会開催」記載の通りです。 ○全国弁護士知財ネット東北地域会例会では、一応、知財概説教科書として「実務解説知的財産権訴訟」を読了したことになっており(私の場合著作権以外は殆ど読んでいませんが(^^;))、平成18年3月からは、弁護士寺本振透氏著「ケースメソッド知的財産法」を使用しております。 ○この本の内容は、ロースクールの講義等で議論の素材となる仮想の問題を集め、それに対する詳しい解説はなく、寺本氏が作成した概念図、視点、参考文献が表示されているだけで、あくまで自分の頭で考えさせる形式となっています。 ○特許法50題、著作権法50題でその他の知財分野の問題はありません。当面は、これでやっていこうと思っておりますが、相澤英孝=西村ときわ法律事務所「知的財産法概説」の副読本と言うことでこちらも購入する必要があります。 ○知財法を趣味として実務の有る無しに拘わらず熱心に取り組む意欲を持ちたいところですが、現実には実務がないとなかなか熱心に取り組む意欲が出ないところが歯痒いところです。 以上:882文字
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