令和 7年 5月 5日(月):初稿 |
○令和7年5月3日(土)は、午後、最近息子が購入した4KUHDソフトで1995(平成7)年製作映画「セブン」を鑑賞しました。映画コムでは「独特のビジュアルセンスとダークな物語で大ヒットを記録し、鬼才デビッド・フィンチャーの名を一躍世界に広めたサスペンススリラー。」、「2025年には、1995年の全米公開から30周年を記念して、フィンチャー監督が自ら監修した4K修復版がIMAXで公開。」と解説されており、私が鑑賞したのは30周年記念4K修復版です。 ○実は10数年前に息子がBD版を購入し、私のライブラリーに入っていましたが、鑑賞したかどうかは記憶になく、今回、4KUHD版を鑑賞しても、ラストの衝撃場面に至るまで、全く初めての感覚で鑑賞していました。令和7年からは30年前の作品ですが、4KUHD版の映像は大変綺麗で、綺麗な映像好きの私には大変心地よく鑑賞できるものでしたが、ラストの衝撃場面に至り、この光景どこかで観た記憶があると感じました。ラストの衝撃ストーリーは覚えていませんでしたが、そこに至る直前の光景だけは、かすかに記憶にありました。10数年前にBD版を鑑賞していたのかも知れません。しかし、鑑賞していながら、この衝撃のラストを覚えていないとしたら、余りの記憶力の衰退を嘆かざるを得ません。 ○ラストに至るまで殺人事件現場描写が5件程続きますが、正に猟奇的殺人の連続で、グロテスク場面が苦手な方には少々キツい映画です。このグロテスクな殺人現場の記憶は全くなく、ラストの荒涼としたシーンだけのかすかな記憶があるのは不思議でした。最後の最後に衝撃の結末を迎えますが、ここに至る若手刑事役のブラッド・ピット氏の演技は、流石、役者と感じさせる素晴らしいものでした。どうすべきかうつろう表情が自然で、あの状況に至った人間なら、誰でもあんな表情になるのだろうと、実感として感じさせる演技でした。 ○連続殺人事件の犯人は、衝撃のラストに至るまで綿密に計算して、計算通りのラストを実現する結論です。犯人役ケビン・スペイシー氏の不気味な演技も見事でした。 【IMAX初上映】映画『セブン』4K版予告 2025年1月31日(金)期間限定公開 以上:910文字
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