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映画”ア・フュー・グッドメン”を観て-迫力の法廷シーン

令和 7年 3月 5日(水):初稿
○令和7年3月1日(土)は、久しぶりのツルカメフラメンコアンサンブルの練習日でしたが、練習終了後、夕食を取りながら最近購入した4KUHDソフトで映画「ア・フュー・グッドメン」を鑑賞しました。1992(平成4)年製作で主演トム・クルーズ氏30歳時で、令和7年からは32年前の作品です。TVで何度も放映されており、最近も放映されたらしく、一緒に観たアンサンブル仲間もTV放映を観たとのことです。

○有名な映画ですが、私はBDは購入済みでしたが積ん読で、4KUHDソフトで初めての鑑賞でした。30歳の若きトム・クルーズ氏のかっこよさは、言うまでもありませんが、共演のデミ・ムーア氏が、ストーリーを引き締めているのが印象的でした。デミ・ムーア氏は、1990(平成元)年製作大ヒット映画「ゴースト ニューヨークの幻」はLDを購入し、平成2,3年頃、何度も繰り返し鑑賞していました。トム・クルーズ氏とデミ・ムーア氏という美男・美女の組み合わせながら、その恋愛シーンは全くありません。

○この映画は、映画コムでは「キューバ米海軍基地で起った不審な殺人事件の真相を探る若き弁護士の姿を中心に、軍隊内の組織悪を暴く過程での、登場人物たちの人間的成長を描くドラマ」と解説されていますが、その見どころは、米国の陪審制による刑事裁判法廷場面でした。米国海兵隊軍人の矜持もテーマになっており、敵役の最高指揮官ジェセップ大佐を演じるジャック・ニコルソン氏の貫禄と存在感は流石で、弁護人トム・クルーズ氏と法廷証人としてのジャック・ニコルソン氏の対決シーンは、いまいち理解できない面もありましたが、迫力の展開でした。

○陪審制での刑事法廷シーンは映画「12人の怒れる男」等で観ていますが、日本の裁判員制度での刑事法廷とは相当異なることを実感しました。私は、20年近く前に刑事事件を引退し、裁判員裁判も予行演習裁判しか経験していませんが、米国の陪審員に向けた証人尋問における丁々発止の遣り取りは、日本の刑事裁判での裁判員向けに行われているとは思えません。日本の裁判員刑事裁判では裁判員は裁判官と同じ壇上の裁判官席に座っていますが、米国刑事裁判での陪審員は当事者席の横に座っており、当事者との距離が陪審員がズッと近い位置にいます。

○この映画での法廷シーンでは、検察・弁護双方から証人尋問への異議等が頻繁に出されて、それを的確に処理する裁判官の役割も大変勉強になりました。

予告編「アヒューグッドメン」( A Few Good Men)


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