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映画”激突!”を観て-流石”天才!”の一言

令和 7年 1月12日(日):初稿
○令和7年1月11日(土)は、ツルカメフラメンコアンサンブル令和7年初の練習会でしたが、練習終了後、最近購入したばかりの4KUHDソフトで1971(昭和46)年製作映画「激突!」を鑑賞しました。映画コムでは、「「地球最後の男オメガマン」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの短編小説を当時25歳のスティーブン・スピルバーグがTV用に監督したサスペンス・アクション。」と解説されています。日本では1973(昭和48)年劇場映画として映画公開されています。

○令和7年からは50数年前の製作ですので、画像は粗いだろうと推測していましたが、流石に4KUHDにリニューアルされた画像は、まずまず綺麗なものでした。ソフトの特典映像として当初のTV用の映像も入っていますが、おそらくDVD映像で、4KUHD化された映像には格段に劣っています。「激突!」は天才スピルバーグの初作品と知っていましたが、鑑賞するのは全く初めてで、そのストーリー展開も殆ど予備知識無く鑑賞しましたが、その感想は、ただ一言、「流石!天才!」でした。

○私の25歳は、司法試験合格前年の受験勉強中ですが、その年齢でこの映画「激突!」を監督として製作したのには、ただただ驚きです。ストーリー冒頭は、ちと、かったるい感じがしていましたが、大型タンクローリーが登場して、嫌がらせが始まってからは、正に画面に釘付け状態でした。広大なアメリカ大陸の延々と続く道路を疾走する主人公演ずる普通自動車と大型タンクローリーの抜きつ抜かれつの交錯状況のスピード感を感じさせる画面構成の緊迫感は正に手に汗を握っての鑑賞でした。

○単なる「激突」ではなく、「激突!」と「!」を付けた意味も良く判ります。原題「DUEL」(決闘)を邦題で「激突!」としたのは、一瞬の激突ではなく、「!」の連続と意味で付けたと思われ、邦題の方が映画にマッチしています。ラストシーンにちと不自然な感もありましたが、最後の最後まで謎を残したままで終わったのは、敢えてそうしたと思われます。いずれにしても映画の楽しみを満喫させてくれる映画でした。

映画『激突!』(1971)予告編


激突! 最後のカーチェイス


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