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映画”めまい”を観て-キム・ノバク氏の美貌堪能

令和 6年 9月24日(火):初稿
○令和6年9月23日秋分の日は、最近購入したばかりの「アルフレッド・ヒッチコック クラシックス・コレクション 4K Ultra HD」4作品の中から映画「めまい」を鑑賞し、3連休は映画三昧でした。令和6年からは66年前の1958(昭和33)製作ですが、4KUHDに修復された映像は、色彩は鮮やかに、輪郭も明確になり、66年も前の製作とは思えない大変優れたモノに蘇っていました。サンフランシスコが舞台でその街並みや金門橋等名所が出てきますが、サンフランシスコは、日弁連業革委員会視察旅行で3度、私的にも3度の6回も訪れている街で、何となく見覚えのある風景が、綺麗な映像で度々出てくるのが感激でした。

映画「めまい」は、「アルフレッド・ヒッチコックのフィルモグラフィの中でも傑作と名高いミステリーサスペンス」と解説されていますが、ストーリー展開の前半はちと退屈に感じました。主演の元刑事は、映画「裏窓」と同じ製作当時50歳のジェームズ・スチュワート氏で、相手役は当時25歳のキム・ノバク氏です。いずれも当時ハリウッドの超有名俳優と思われますが、正に典型的美男・美女で、特にキム・ノバク氏の美しさをシッカリ堪能できました。映画「裏窓」でもそうですが、ヒッチコック監督は、美男・美女がお好きなようです。

○元刑事が、友人から何かに憑かれたかのように不審な行動をする妻の監視を依頼されて、その妻が緑色の自動車で彼方此方動き回る後を尾行します。その動き回る過程でサンフランシスコの彼方此方の風景が見覚えのあるところが出てきて感激でしたが、これほど執拗につけ回して、感づかれないのが不思議に感じながらの鑑賞でした。ところが、最後にその理由が判るどんでん返しがあり、アッと驚きました。このどんでん返しは観ての楽しみですが、ここに至る過程にちと理解不能な面もあり、シッカリストーリーを追いながら、もう一度鑑賞したいと思った次第です。

○この映画は、2012(平成24)年に英国映画協会が発表した『世界の批評家が選ぶ偉大な映画50選』の第1位に選ばれたとのことですが、ヒッチコック自身はこの作品を「失敗作」と語っているとのことです。

【予告】めまい


【コレ判る?】ヒッチコック『めまい』の秘密・キム・ノヴァク登場シーン


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