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映画”野性の呼び声”を観て-CGでの犬たちの豊かな表情に感激

令和 6年 8月25日(日):初稿
○令和6年8月24日(土)は午後、最近入手した4KUHDソフトで映画「野性の呼び声」を観賞しました。2020(令和2)年製作のハリソン・フォードが主演を務め、アメリカの文豪ジャック・ロンドンが1903年に発表し、過去にも映画化されたことのある名作冒険小説を新たに映画化と解説されていますが、主演はハリソン・フォードというよりは、バックと名付けられたセントバーナードや牧羊犬との混種とされる犬でした。

○冒頭からラストまで、この名犬バックがほぼ出ずっぱりで、正に主演です。他にもソリ犬等動物が多数出てきますが、モ―ショーン・キャプチャーで全編CGで描いているとのことです。その動物たちの表情の繊細な映像に驚きました。原作は1903年に発表され、何度も映画化され、本作は6作目とのことです。

○4KUHDで再現されるアラスカの風景もCGとのことですが、大変心地よく、目の保養になります。その中で縦横無尽に動き回るバックを初めとする犬たち、オオカミ、熊、鹿等動物好きにはたまらない映画です。バックは、当初、裕福な判事の家に飼われているときは、ただのやんちゃで迷惑な犬でしたが、犬泥棒に誘拐されて、苛酷な状況に追いやられ、ソリ犬として売られ、苛酷な環境に耐えて、やがて伝説の犬に成長する過程が物語のテーマで、ハリソン・フォード等の人間は脇役でした。

○CGで描かれた犬たちは不自然との評価もあるようですが、私には自然に見えました。映画では、バックの喜怒哀楽の表情が、人間同様に豊かに表現されていました。人間との会話時の、表情の豊かな反応は、実際にはあり得るのでしょうか。犬を飼ったことがない私には、不明で、犬を飼っている人に聞いてみたいところです。「映画”ハチ公物語”を観て-ただただ涙・涙」に記載した「ハチ公」役の犬は、CGではなく、本物の犬で、ドッグトレーナーの指導で悲しげな表情等表現していました。

○主役ハリソン・フォード等の人間のストーリーとしては、余り感動は得られませんでしたが、犬の一生のストーリーとしては、大いに感動しました。

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