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映画”猿の惑星:新世紀(ライジング)”を観て-多彩な表情に仰天

令和 6年 6月 9日(日):初稿
○令和6年6月3日(月)は、夜、4KUHDソフトで映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」を鑑賞しました。「猿の惑星」の前日譚(プリクエル)として往年の人気SFシリーズをリブートしたシリーズ第1作映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編です。プリクエルとは、後編であっても時間的に前の作品と解説されており、チャールトン・ヘストン氏主演猿の惑星シリーズ第1作より前の話しです。地球が猿の惑星となる過程を、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」、「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」の3部作で表現しており、いずれも4KUHDソフトを数年前に購入して、一度は観ていました。

○その3作ともこの1週間で再鑑賞しましたが、いずれも殆ど初めて観る感覚での鑑賞でした。その中で最も感動したのが、この「猿の惑星:新世紀(ライジング)」でした。映画コムでの猿の惑星シリーズ全10作レビュー評価点数で、4点と評価されているのは、1968年制作の第1作「猿の惑星」と、2014年制作のだい8作「猿の惑星:新世紀(ライジング)」だけでした。納得の評価です。

映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の主人公シーザーは、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」で人間に育てられ、遺伝子操作によって、並の人間以上に高い知能を得て、最後は、人間を離れて猿の大群を率いて山奥の森に猿社会を作ります。逆に、人間はウイルスによるパンデミックで絶滅の方向に向かっていましたが、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」では、生き残った人間と、シーザー率いる猿社会との戦いに至る過程が描かれています。

○シーザーは、高い知能で、先見能力も優れ、争いを好まず、正に優れたリーダーとなっていました。しかし、人間に深い恨みを持つ好戦的なコバと言う名の猿の裏切りで、人間との厳しい闘いに向かう過程でのシーザーは苦悩します。エモーションキャプチャーという技術を使ったとのことですが、シーザーの表情の変化の巧みさ、深さに仰天しました。

映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」予告編(100秒)


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