令和 5年 9月24日(日):初稿 |
○令和5年9月23日(土)は、数ヶ月前に4KUHDソフトを購入していた映画「イージー・ライダー」を鑑賞しました。令和5年からは54年前の1969(昭和44)年制作で「アメリカン・ニューシネマを象徴する金字塔的作品として映画史にその名を残す傑作ロードムービー」と大変評価の高い映画です。大変有名な映画なので、私自身も大学生時代頃に観ていたはずと思っていました。しかし、鑑賞を始めると微かにでも記憶に残っている場面は無く、全く初めての鑑賞と判りました。 ○「傑作ロードムービー」との評価ですが、残念ながら、私の感覚には全く合わず、感情移入も全く出来ず、途中で何度も鑑賞を止めようかと思いつつ、我慢を重ねて最後まで鑑賞し、最後はひどい結末で最悪の気分で鑑賞を終えました。先ず最初のコカインかマリファナか白い薬物を鼻で吸う場面から強い嫌悪感を感じ、その後も短いタバコを繰り返し吸って煙を吐く場面の多用に、タバコ大嫌いの私は、更に強い嫌悪感を感じ、不快と思いながらの鑑賞でした。 ○ストーリーもその展開が全く理解出来ず、私にとっては不自然の連続でした。1960年から70年代のアメリカはヒッピー族と呼ばれる若者が増え、主人公2人もヒッピー族なのかも知れません。コカインの転売で儲けたお金で高価なバイクハーレーダビッドソンに乗車し、アメリカ大陸を走り回りますが、何を目指しているのは全く理解出来ません。バイクで走行中の、広大なアメリカ大陸の景色だけは流石アメリカは凄いと感激しました。しかし、4KUHDでも時代が古すぎるため映像は鮮明さに欠けました。 ○ちなみにヒッピーとは、「文明が生まれる以前の人類のように、必要最低限の物で暮らし、自然と共存するため、自給自足や野宿での生活を目指しました。また、瞑想音楽を聴いたりダンスをしたりして心と体を開放し、時には覚醒のためにドラッグが使われる」なんて解説があります。ファッションは、「長髪とヒゲ、そしてヘアバンドという人が多い」とのことで、主人公達もそのようなファッションで、私にはなじめませんでした。 ○後に名優となるまだ若いジャック・ニコルソン氏も登場しますが、当時から独自の雰囲気を感じましたが、登場時間は短く、あっけなく場面から消えました。いずれにしても私には全く感覚の合わない映画で、二度と観る気にはならないでしょう。 1分で映画紹介「イージー・ライダー」 『イージー・ライダー』名シーン 以上:1,005文字
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