仙台,弁護士,小松亀一,法律事務所,宮城県,交通事故,債務整理,離婚,相続

旧TOPホーム > 趣味 > 映画2 >    

映画”羅生門”を観て-余り怖い話しに感じられず残念

令和 5年 7月10日(月):初稿
○令和5年7月9日(日)午後は、デジタル完全版 [Blu-ray]映画「羅生門」を鑑賞しました。Amazonで再検索すると「最後にこの商品を購入したのは2019/4/17です。」と表示されており、平成31年4月17日に購入して、まだ封を切っていなかったBDでした。購入したのは、「2019年04月16日発行第243号”藪の中の事実認定”」に「それが平成20年にデジタル復元されてブルーレイディスクも発売されていましたので、早速、注文しました。」と記載した通り、弁護士大山滋郎先生のニュースレターがきっかけでした。

○映画「羅生門」は、黒澤明監督が 芥川龍之介の小説「藪の中」を映画化した時代劇で私が生まれた1951年の作品です。1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞し、モノクロームの斬新で美しい映像や、俳優たちの鬼気迫る熱演に魅了されると解説され、黒澤明監督を世界的に有名にした最初の作品と言われています。

○黒澤明監督作品「羅生門」は、私が生まれた年の作品ですから公開時に鑑賞してしているわけがなく、その後、随分前にDVDで鑑賞しましたが、映像が余り綺麗でなかった記憶ですと記載してるとおりです。ところがどういう訳か、その内容は、比較的良く覚えている作品です。平成31年4月に購入したデジタル完全版BDでの鑑賞は初めてでしたが、ストーリー展開は細かいところは忘れていても、概要はほぼ覚えていました。

○以前のDVDでの鑑賞は映像が綺麗でなかったのですが、流石、デジタル完全版BDは映像が相当改善されていました。特典映像として、従前映像とデジタル完全版映像の比較映像がついていました。従前映像は、雨が降っているような白い縦線が常時あり、画像も不鮮明でしたが、デジタル完全版映像は、雨の降っているような白い縦線はスッカリ除去されて、画像も相当鮮明に復元されているのが良く判りました。特に京マチ子氏の瞳の強さが際立っていました。1946年制作映画「七つの顔」を先日、DVDで鑑賞すると、画質は全く不鮮明で、雨が降っているように白い線が流れ、音質はジージーという雑音が入り、画質・音質ともひどいものでしたが、これもデジタル完全版にして貰いたいものです。

○今回、字幕付で役者のセリフをシッカリ認識して鑑賞しましたが、そのためか、残念ながら、ストーリー展開は、余り感動を得られませんでした。主演の三船敏郎氏が、「用心棒」や「椿三十郎」の様にスーパーマンではなく、志村喬氏や千秋實氏の「怖い話し」、「怖い話し」と強調するセリフの割りには、余り怖い話しと感じなかったからかも知れません。

【大映4K映画祭/羅生門】特別映像

以上:1,102文字

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック
※大変恐縮ながら具体的事件のメール相談は実施しておりません。

 


旧TOPホーム > 趣味 > 映画2 > 映画”羅生門”を観て-余り怖い話しに感じられず残念