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映画”鬼婆”を観て-強烈な印象を残した映画でしたが

令和 5年 5月 7日(日):初稿
○9連休のゴールデンウィークも本日5月7日で終了ですが、ゴールデンウィーク中は映画三昧と決めており、5月3日には、ツルカメ第二スタジオの85インチ大画面でDVD映画「鬼婆」を多少飛ばしながら鑑賞しました。最近、鑑賞する映画ソフトは4KUHDかBDのみで、DVD映画を鑑賞するのは、久しぶりです。久しぶりにDVDを鑑賞するとその画像の不鮮明さが、大変目立つようになっていました。

○新藤兼人監督・乙羽信子氏・吉村実子氏主演の映画「鬼婆」は、昭和39年公開で、私は当時中学1年生で、気仙沼市内の旭映画館で最初に鑑賞し、強烈な印象を受け記憶に残っていました。そこで平成10年頃だったと記憶していますが、DVDが発売されると直ぐに購入していました。まだDVDが主流だった頃は、DVDの映像をさほどひどいとは思いませんでしたが、その後、BD、さらに4KUHDソフトが発売され、その鮮明な映像を見ると、DVDの映像の質の悪さが目立つようになりました。

○映画「鬼婆」で受けた強烈な印象は、吉村実子氏と佐藤慶子の男女絡み合いのシーンでした。その絡み合いシーンはよくぞ18歳未満入場お断り「成人映画」に指定されなかったと思われる強烈なものでした。そのシーンを再鑑賞したくてDVDを直ぐに購入して何度か繰り返して鑑賞していました。今回、おそらく20数年ぶりでの鑑賞で、ストーリー展開は多少忘れていましたが、DVD映像が余りに不鮮明に感じて、イライラしながらの鑑賞でした。また、60年前は強烈な印象を残した男女絡み合いシーンも、さらに激しい男女絡み合いシーンが氾濫する現在は強烈ではなくなっていました(^^;)。

○音羽信子氏はNHK朝のTV小説「おしん」の主人公を演じた好きな女優の1人ですが、「鬼婆」での演技は、「おしん」のイメージでは考えられない体当たり演技で、役者魂の凄さを実感させてくれました。

Onibaba - 鬼婆 (1964) - Official Trailer
4,080 回視聴 2021/03/10


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