令和 4年12月 4日(日):初稿 |
○「私の夢-ハイビジョン映像録画スタジオ作成」に、「私の現在の夢は、現在、数台に増えたデジタルハイビジョンカメラを切替ながら、パソコンに直接ハイビジョン画像記録データを書き込めるシステムの構築です。」と記載していました。 ○それを一部実現したのが、ツルカメ第二スタジオと命名した事務所702号室で、「当事務所702号室のAV(オーディオビジュアル)機能利用意欲昂進中1」には、「素人演芸大会等ミニミニコンサート会場としても、更に、プロを招いて30人程度の聴衆でのミニコンサートなどできれば最高だななど夢見ております(^^)。」と記載していました。 ○このツルカメ第二スタジオ702号室の両隣701・703号室も株式会社鶴亀企画所有で701号室は当事務所事務室、703号室は当事務所会議室として利用し、さらに702号室直下の602号室も鶴亀企画所有でツルカメフィットネススタジオとして利用し、普段は取り外しのできる柱とアコーディオンカーテン等で4区画に分けて打合せ室として利用している702号室では、柱とカーテンを外しワンルームとして利用するときは多少大きな音を出しても、両隣・直下の部屋から音の苦情が出る心配はなく、いわば、自然の防音室となっています。 ○ツルカメ第二スタジオ702号室では、これまで素人演芸会やKSS42同学年生会二次会場など利用し、我がフラメンコギター合奏団練習会場としても利用し、「HDMI対応4chコンパクトスイッチャーVR-4HD」と「Video Capture for VR Ver.2.2 for Windows (64ビット版)」を利用して録画を繰り返してきました。 ○しかしツルカメ第二スタジオにプロ音楽家を招いて30人程度の聴衆でミニコンサートを開催することは、まだ実現していませんでした。それが令和3年12月3日(土)午後3時開場・午後3時開演・午後5時終演のプログラムで、榊原光裕氏・佐藤聡子氏ピアノ・バイオリンコンサートをジョイントミニコンサートをプロ音楽家出演第1号コンサートとして実現することができ、その模様は、「HDMI対応4chコンパクトスイッチャーVR-4HD」と「Video Capture for VR Ver.2.2 for Windows (64ビット版)」を利用してシッカリと録画できました。聴衆は、702号氏定員ギリギリの24名でした。 以下、当日プログラムと出演者紹介です。これまで我々合奏団等素人演奏の録画を繰り返してきましたが、初めてのプロを招いての生演奏を録画し、プロと素人の違いをシッカリと認識・痛感させられた素晴らしい演奏でした。 榊原光裕+佐藤聡子 ピアノ・バイオリンコンサート プログラム 曲名(作曲者) 第1部 カリオカの夜 (Jacob do Bandolim) 鮫 (Astor Piazzolla) 天国への階段 (J. Page and R. Plant) リカド (Djalma Ferreira) ラ・フィエスタ (Chick Korea) (休憩) 第2部 ルイーザ (Antonio Carlos Jobim) ハバネラ (Georges Bizet) 夢 (Claude Debussy) 雪の降るまちを(中田喜直) チャルダッシュ (Vittorio Monti) 出演者プロフィール 榊原光裕 仙台市生まれ。ピアニスト、作曲家、編曲家。 東北大学工学部卒業後、バークリー音楽大学に留学し、首席で卒業。オスカー・ピーターソン賞を授与された。 『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』を1991年に後藤政彦とともに立ち上げ、20年以上音楽監督を務める。 2016年まで仙台駅で27年間使われた、JRで最初の発車音楽の作曲者でもある。 佐藤聡子とともにおこなっている「NHK文化センター」でのシリーズ講座『ジャズのあじわい』などでは、音楽とその文化背景についてのトークと演奏を展開している。 佐藤聡子 秋田市生まれ。ヴァイオリン奏者。 4歳よりヴァイオリンをはじめ、東北大学文学部哲学科美学・西洋美術史専攻卒業。大学院在学中に、演奏活動をスタート。 榊原光裕とともにおこなっているサロンコンサート『世界をめぐる音楽』では、世界の祭りや暦にまつわる年中行事を紹介しながら演奏する会を催している。 Happy Toco ピアノの榊原光裕、ヴァイオリンの佐藤聡子、ドラムスの岸川雅裕をコアメンバーとして2008年5月11日に結成した、インストゥルメンタルユニット。 結成当時から、コール・ポーター特集、アストル・ピアソラ特集、アントニオ・カルロス・ジョビン特集、ミシェル・ルグラン特集など、さまざまなテーマでライヴを重ねている。 東日本大震災以降は、榊原光裕が代表となった「みやぎ音楽支援ネットワーク」として、被災地への楽器の寄贈や、被災者の音楽活動の支援などにも力を入れたり、佐藤聡子が代表となった「ひまわりプロジェクト」として、映画の自主上映会や、被災地で廃校となる学校の校歌録音をおこなうなどの活動をしてきた。 これまで『展覧会の絵/ラプソディ・イン・ブルー』『白い海』など4枚のCDアルバムと、『しずかな しずかな しずかなユール』9作品のCDシリーズをリリースしている。 また榊原光裕と佐藤聡子はともに、2016年に秋田市新屋で「アラヤード・ピクニック」を立ち上げ、展覧会、講演会、食事会、読書会、音楽会の5つを柱に、これらの有機的に融合させた会を企画運営し、これまで、建築家、醸造家、挿花家、ガラス作家、漆作家、麹研究者、動物園園長などを招聘している。 音楽を介して、大切なことを伝える “メッセンジャー” でありたいとつねに考え、「Happy Toco Club通信」と「Arayard Picnic Club通信」の発行を続けている。 2022年10月、榊原と佐藤に2人の共同執筆者を加えて、広く現代の音楽をみつめる『僕たちの音楽案内~いま、音楽を語らうために』を発刊した。 以上:2,511文字
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