令和 4年11月20日(日):初稿 |
○令和4年11月19日(土)は、フラメンコギター合奏練習後、夕食後に、4KUHDソフトで映画「オリエント急行殺人事件」を鑑賞しました。原作はアガサ・クリスティの傑作小説で、何度も映画化・TV化された有名な作品ということは知っていましたが、小説を読んだこともなく、また過去に映画化・TV化された作品を鑑賞したこともなく、知識ゼロでの鑑賞でした。 ○まず冒頭から、4KUHDソフトでの町並みの映像の鮮明さ、綺麗さに感激しました。2017年の作品ですからカメラも相当高性能になっています。冒頭で名探偵ポアロの腕前の凄さを示すエピソードが挿入されます。時代設定は1930年代とのことです、オリエント急行と呼ばれる蒸気機関車が走り出す前のエピソードが意味不明でした。 ○蒸気機関車が走り出してからの町並み・山の中等の風景の映像は素晴らしいの一言です。しかし、列車内で殺人事件が発生してから、名探偵ポアロが捜査開始後、解決に至るまでの過程が、人の名前やら、犯行現場に残された物件等についてのカタカナ用語が氾濫して、よく整理できません。そのためストーリー展開をよく理解できないまま結論に至り、あまり感情移入ができませんでした。 ○最後の結末は、知識ゼロで観た者には、意外な結果でしたが、何度も映画化・TV化されたことで、観客の多くは、結末が判っていることを前提にして、その過程を楽しませるために、種々のエピソードを交えて、新しさを生み出そうとしたのかも知れません。映像の美しさは楽しめましたが、残念ながら、ストーリーはいまいち楽しめませんでした。 映画『オリエント急行殺人事件』予告編 全員名優!『オリエント急行殺人事件』新予告編 以上:699文字
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