平成30年 4月 9日(月):初稿 |
○平成30年4月8日(日)、「TOHOシネマズ仙台」で映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」を観てきました。「TOHOシネマズ仙台」では、いつも6番シアター「IMAX®デジタルシアター」を観るのが常でしたが、今回は、5番シアターでした。一般1800円、60歳以上1100円、障害者割引1000円、障害者付添人割引1000円と割引を使用していることから、奮発して500円増しのプレミアシートで鑑賞しました。 ○プレミアシートは確か2回目の鑑賞ですが、席幅が普通席の20~30%広くゆったりしており、500円増しの価値はありました。1000円増しのプレミアボックスシートもありますが、9番シアターにしかなく、まだ利用したことはありません。話のタネに1回は利用してみたいところです。 ○「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」ですが、「実在の人物をモデルに、都合の悪い真実をひた隠しする政府に対して一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの命懸けの戦い」を描いた映画ですが、以下の合衆国憲法修正第1条(1791年成立)が最重要テーマでした。 政教分離原則,信教・表現の自由 合衆国議会は、国教を制定する法律もしくは自由な宗教活動を禁止する法律、または言論・出版の自由もしくは人民が平穏に集会して不満の解消を求めて政府に請願する権利を奪う法律を制定してはならない。 ○ニクソン大統領は勿論ですが、マクナマラ国防長官と言う懐かしい名前が出てきます。私が記憶するアメリカ合衆国国防長官で、最も記憶に残っているのがマクナマラ国防長官で、次はラムズフェルド国防長官です。前者はベトナム戦争、後者はイラク戦争を指揮した国防長官で、良く新聞やTVニュース報道で出てくる名前でしたので、記憶に残っていました。 ○メリル・ストリーブ氏演ずるワシントン・ポスト社主が、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」の報道を巡ってスパイ防止法で検挙され起訴される可能性が高い状況での公表決断は、大変重い決断と思われますが、このアメリカ合衆国のスパイ防止法の構成要件を知りたくてネット検索するとウィキペディアに「1917年のスパイ活動法」が出てきます。 ○「1917年のスパイ活動法」の中には「判決の多数意見は政府はそれでもニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストが機密を暴露する記事を掲載したことはスパイ活動法に違反しているという判断を下した」と記述され、同じくウィキペディアの「ペンタゴン・ペーパーズ解説」では、「ニューヨーク・タイムズが記事を掲載すると、当時のニクソン大統領は「国家機密文書の情報漏洩である」として事態を重視、司法省に命じて、記事の差し止め命令を求める訴訟を連邦地方裁判所に起こし」、「連邦最高裁判所での上告審では『政府は証明責任を果たしていない』という理由で却下された。」とあり、映画の結末との整合性について、良く判らなくなりました。この事件について、もう少し勉強を続けます。 以上:1,229文字
|