平成28年11月 6日(日):初稿 |
○平成28年11月5日(土)は、「岩手フラメンコギター協会主催第4回フラメンコギターコンサート鑑賞1」で紹介していた岩手フラメンコギター協会が主催する第6回目になるフラメンコギターコンサートに初参加して来ました。 ○場所は、第4回目と同様に岩手県北上市さくら通りにあるさくらホールでしたが、第4回目の小ホールから中ホールに格上げされていました。中ホールは、以下の通り450名収容の本格的ホールです。ザッと見てここにお客様は3分の2以上は入っていましたので、300名以上は居たはずです。人口9万5000人程度の北上市で、フラメンコという特殊民族音楽のコンサートでこれだけのお客様を集めるのですから大したものです。 ○仙台から新幹線で北上市に向かい、11月5日お昼頃にさくらホールに到着しましたが、スタッフはリハーサル中で、到着後まもなく、小松さんもリハーサル演奏をして下さいと言われて、まだ指も暖まらないうちにリハーサル演奏をしました。本番と同じにステージの演奏台だけ照明を受けると周りはが暗くて殆ど見えず、客席の様子が全く判らない状況です。緊張しながら滅茶苦茶な演奏をし、本番が思いやられました。 ○私のリハーサルが終わった後もリハーサルが続きましたが、バイレ(踊り)のソロとその伴奏のカンテ(唄)、ギターの演奏を聴き、その技術の高さに驚きました。岩手フラメンコギター協会コンサートは、素人の方々の集まりでプロは登米市でギター教室と喫茶創作料理のお店を経営している大場俊郎さんだけと思っていたからです。 ○これはどう見ても素人ではないと思って会場で進行を担当していたスタッフの方に聞くと、やはり、東京から参加したプロのカンターオーラのホセ大西さんとフラメンコギタリストのマリオ中村さんでした。さらにバイラオーラも仙台でフラメンコ舞踊教室を開催している戸塚真愛(まかな)さんでした。 ○パコ・デ・ルシアの名曲「パコのグアヒーラス」を演奏しましたが、演奏前に、「演奏の機会を与えて頂き感謝します。東京のフラメンコギター教室に通っている全くの素人です。お耳汚しですが我慢して聴いて下さい。」と見苦しい弁解をして演奏を開始しましたが、弁解通り、素人のミスだらけの演奏に終始しました(^^;)。 ○ここ3年ほど「パコのグアヒーラス」を練習していますが、納得出来るレベルにはほど遠く、私のレベルで挑戦できる曲ではないと私自身の限界を感じて居ました。そのためこのコンサート参加も見合わせようかと思っていましたが、思い切って参加して良かったと実感しました。滅茶苦茶な演奏ながらも、素人は素人なりに一生懸命やればいいじゃないかとの開き直りの心境になることが出来たからです。その意味でこのような機会を与えて頂いた岩手フラメンコギター協会の渡邉邦義さんにはあらためて感謝申し上げます。 以上:1,168文字
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