平成26年 7月 6日(日):初稿 |
○平成26年7月現在、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」を毎回楽しみに欠かさず見ております。平成26年7月6日放送は「高松城水攻め」でいよいよ佳境に入ってきました。HPで第27回7/6放送「高松城水攻め」あらすじ動画をみると明智光秀を演ずる春風亭小朝氏の声で「敵は本能寺にあり」との台詞が聞こえます。この明智光秀役ですが、お笑い落語家の春風亭小朝氏には、どうも違和感を感じます。平成8年放送大河ドラマ「秀吉」でのイケメン村上弘明氏にも違和感を感じていました。 ○この違和感を感じる理由は、昭和40年放送大河ドラマ「太閤記」での明智光秀役佐藤慶氏にあります。その後の大河ドラマでで多くの役者さんが、明智光秀役を演じてきましたが、私にとっては、高橋幸治織田信長同様、佐藤慶明智光秀が最高のはまり役として強く印象づけられてしまいました。多感な中学2年時に最初に見た本格的太閤記のためその印象は強かったものと思われます。 ○「織田信長を演じて一番はまってた俳優は」と言うサイトはありますが、「明智光秀を演じて一番はまってた俳優は」でグーグル検索をしても、検索1頁には「織田信長を演じて一番はまってた俳優は」関連サイトが多く出てくるも、肝心の「明智光秀」役については、殆ど、出てきません。「明智光秀を演じた俳優」でググると、ようやく「あなたが『明智光秀』を演じるのに「はまり役」と思う役者は誰ですか?」とのサイトが出てきました。 ○このサイトのベストアンサーでは、 「上川隆也 堤真一 椎名桔平 三上博史 大沢たかお 石黒賢 唐沢寿明 津田寛治」 が出てきますが、「佐藤慶」氏は出てきません。 ○佐藤慶氏は、ウィキペディア解説によると、平成22年5月2日に満81歳で亡くなられていますが、「1955年以降、大島渚監督の一連の作品をはじめ、映画、舞台、テレビドラマで存在感のある悪役などを演じる。その無機質な風貌を生かし、屈折した性格の悪役を得意とし、社会派作品から時代劇・ヤクザ映画まで、様々な作品で総合的性格俳優として活躍する。」と記述されています。 ○この「その無機質な風貌を生かし、屈折した性格の悪役を得意とし」と言う点で、裏切り者・悪役としての明智光秀のイメージに正にピッタリと当てはまっていました。この昭和40年大河ドラマ「太閤記」での明智光秀役佐藤慶氏の画像を探していますが、ネット上では次の画像しか見つけることができませんでした。 ○そこでネット動画から取り込みました。有名な「皆に伝えよ、我が敵は本能寺にあり!敵の名は織田信長!」の台詞場面です。 以上:1,060文字
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