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| 平成22年12月 1日(水):初稿 |
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○「エジプトの衛生事情雑感－事前情報はちとオーバーでは？」の記述内容に不正確な面があったので少々訂正します。 私としては，エジプトの衛生事情について余りにオーバーに不潔であることが強調されて、日本人旅行客は余りに神経質になりすぎて、その神経質が却って体調を崩す原因となるのでは、との疑問を呈しました。そして、今回の旅行グループで体調を崩した人はそれ程居なかったと説明しましたが、そうとばかりは言えないようです。 ○私のこの説明に対し、体調を崩した事務員２名から、今回のエジプト旅行「充実のエジプト８日間」参加者３２名の内で、下痢をした人は自分たち以外にも結構居たはずだし、またおう吐した人も居たので、私の説明は間違いだとクレームがついたからです。そこで添乗員さんに確認したところ、添乗員さんが把握しているだけで３２名中８名が体調を崩したと言うことでした。 ○その体調を崩した具体的内容として胃腸、その他どこに不調があったのかまでは不明ですが、今回の旅行は，午前２時モーニングコールで午前３時出発が２日あり、その他も午前５時モーニングコール、午前６時出発が殆どの大変な強行スケジュールで、且つ、現地見学も相当歩行部分があり、体力は相当消耗するものでした。時差ボケで熟睡できないところに、寝不足と体力消耗が相まって免疫力が相当落ちて、体調不良になった方も多そうな気がします。 ○私自身は、生来の虚弱体質と体力不足を自覚し，毎日の真向法や少しですが足腰含めた身体全体の筋トレに励んでおり、また、８２歳で一番元気だった我がグループ最長老Ａさんは、毎日、農作業で足腰を鍛えており、いずれも訓練を積んでいました。そのため旅行中、長時間歩行があっても殆ど足腰に疲れは来ませんでした。ところが、体調を崩した２人の事務員は、日頃、Ａさんや私のような鍛錬をしておらず，ある程度長い歩行が継続すると足の痛みを訴えており、２人の事務員よりＡさんや私の方がズッと年長なのですが、体力は年長の方が多少は強かったようです(^^)。 ○詰まるところ、下痢等体調不良になるかどうかは、エジプトの衛生事情と言うよりは、その方の体力即ち免疫力が、決め手になったような気がします。今回の参加者３２名の中には一人旅の方が数名おられ、その中の一人で、どちらかというと後進国を選んで定年後の一人旅を楽しんでいる方から、当ＨＰを見てのメールを頂きました。その方に旅行中の体調をお伺いしたところ５日目くらいから正露丸の世話になり、帰りの飛行機では回復し始めたところ、帰国後油断してビールを飲んだら再度体調不良になり通院を余儀なくされたとのご回答でした。 ○この方は、結構、海外旅行慣れているという雰囲気でしたが、このような方でも、体調を崩すと言うことは、やはり、エジプト旅行は、衛生面、健康面は条件が厳しいと考えた方がよいでしょう。ただ、我がグループ６名では、８２歳のＡさん、６０歳前後３名の年長組が、余り神経質にならずとも体調を崩さず済み、グループの中では比較的若い２人が、皿、スプーン、フォークを丁寧に殺菌ティッシュで拭いていたにも拘わらず体調を少々崩したとの事実は、何かの縁でエジプトに行くことになったら、なるようにしかならないと割り切って、余りに神経質にならないほうが得策ではと思った次第です。 以上：1,364文字
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