平成21年11月 9日(月):初稿 |
○平成21年11月8日(日)は、午後から日立市から東京に移り、午後4時から午後8時過ぎまで千代田区麹町1丁目7番のFMセンター2FTOKYO FM HALLで、岡弘祠フラメンコギター教室主催東京フラメンコギター研究会の第33回門下生研究発表会を観てきました。平成20年11月2日に引き続き2回目の鑑賞です。 ○今回も42人(予定では44人)もの門下生が途中10分の休憩を挟んで4時間以上もかけての発表でした。今回の発表会は第33回目とのことですが、岡弘祠フラメンコギター教室HPには10年前平成11年の第23回から32回までの10回分発表会のプログラムが掲載されています。これによると平成17年出演者36名が、平成18年には45名に増え、平成19年には53名もの門下生が発表しています。 ○HPの情報伝達力は凄いもので、岡弘祠先生に当HPの「東京フラメンコギター研究会門下生発表会感想1、2」をお目にとめていただき、宮城県気仙沼出身の私に同じ宮城県石巻出身とのことで、昨年の発表会にわざわざ仙台から鑑賞にお出でなら是非楽屋を訪ねして頂きたかったに残念でしたが、今度鑑賞にお出での際は是非とも楽屋にお出で下さいとの有り難いお手紙を頂いておりました。 ○そこで図々しく途中の休憩時間に岡先生を楽屋にお訪ねしてご挨拶をしてきました。岡先生は楽屋では出演する門下生一人一人について、そのギターの調弦を入念にされて発表直前のアドバイスと激励をされており、その合間を見ながら私の相手もご丁寧にして下さり、大変恐縮いたしました。また、その間、かつての生徒さん達と思われる方もご挨拶にこられるなど、大変忙しく、動いておられ、発表会終了時にはグッタリとお疲れになるとのことで、40数名もの門下生の発表会は、ホントに大変だなと実感してきました。またフラメンコギターという特殊分野でありながら、80人以上の門下生を抱え、40人以上出演する発表会を実現するには、技術的指導能力に留まらない「情」が必要なはずで、岡先生の「情」に感じ入りました。 ○発表会は何とか1部トップバッターの方から鑑賞しましたが、1部は半分程度の方、2部は8割以上が昨年の平成20年も出演された方々でした。比較的経験が浅いと思われる1部の方も、みな、リカルド、サビーカス、セラニート、パコ等有名ギタリストのコピー曲を演奏されています。これらの有名ギタリストのコピー譜は、大変難しいものが多く、譜面を追うだけで大変ですが、みなさん、ホントに一生懸命練習されているなと感心しました。 ○この難しい曲を、他人に聴かせて感動させる演奏レベルに達するには相当の弾き込みが必要ですが、1部出演の方々の中にも、これはと思わせる方が居ました。2部は昨年お見かけされた方々が大半でその進歩ぶりの観るのが楽しみでしたが、2部出演唯一の女性の方が昨年と比較し随分進歩されているのに驚きました。大変失礼ながら、年代は自称46歳の私の自称年齢よりはずっと上にお見かけしましたが、この年代での進歩ぶりに、私も頑張らねばと、大変刺激になりました(^^)。 以上:1,275文字
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