平成20年11月 4日(火):初稿 |
○「東京フラメンコギター研究会門下生発表会感想1」を続けます。 岡弘祠氏のギター教室の発表会は平成20年で第32回と言うことで、1年に1回とすれば32年間も毎年発表会を開催していたことになり、これだけでも凄いと思いましたが、更に凄いと思ったのは43人もの方が出演したことです。私も大学時代、相崎勝利先生のフラメンコギター教室に通い、発表会にも2度程出演しましたが、発表者は10名にも満たなかったように記憶してます。 ○私がフラメンコギターの練習に明け暮れた昭和47,48年当時は、天才ギタリストパコデルシアの華々しい日本デビューがあり、フラメンコギターブーム的なところがありました。しかしそれでもクラシックギターに比較するとフラメンコギターに取り組む人は圧倒的に少なく、大学1年時の数ヶ月だけ所属した東北大学マンドリンクラブではギターパートも相当数に人数が居ましたがフラメンコギターに取り組んでいたのは私一人だけでした。そのため私は相崎フラメンコギター教室で知り合ったフラメンコギター仲間が数名いた東北学院大学を良く訪れていました。 ○その後、フラメンコギターブームは去り、若い人でフラメンコギターに取り組む人は減る一方となり、ヤマハ楽器仙台店のギターコーナーにはクラシックギターやアコースティックギターは置いてあるも、フラメンコギターは置かれなくなって久しい状況と認識していました。ところが平成20年11月の岡弘祠氏のギター教室の発表会には、43名もの方が出演し、しかも半数以上は20代、30代の若い方のように見えました。第2部最後に素晴らしい演奏をされた方もまだ20代と思いましたが、若い人にフラメンコギターが結構人気が出てきたのかも知れません。 ○岡弘祠氏のギター教室HP「レッスンの特徴」には、「年に一度発表会を開催しています。参加は自由です」、「レッスンの進め方」には「発表会に出演したくない人もいます」とありますので、発表会に出演した43名の外に出演しない人を含めたら相当数の生徒さんが岡弘祠氏のギター教室に通っているのでしょう。さすが「教えることに自信あり。 」と記載しているだけあります。 ○ネット検索していたら、「『みゆき命』の、ただいま伴奏修行中」と言うブログの平成19年12月16日欄「女性にフラメンコギターブーム?最近、フラメンコギターを弾き始める女性が増えてますね」との記事を発見しました。女性の間のフラメンコ舞踊ブームは聞いていましたが,フラメンコギターとは驚きです。東京フラメンコギター研究会門下生発表会でも43名中4名が女性でした。私も刺激を受け、フラメンコギターの練習も再開しようかと思い、久しく積ん読のままだった瀬田彰著DVD版「フラメンコギターレッスン1~3」を見始めた次第です。岡弘祠氏のビデオレッスンでもあれば教えを乞いたいところですが。 以上:1,181文字
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