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| 平成19年 8月14日(火):初稿 |
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○繰り返し記載していますが、平成１０年以来、毎年お盆の時期は大津琵琶湖畔に眠る恩師の墓参りが恒例行事となっており、恩師の墓前でこの１年間の弁護士業務についてのご報告するのが私の励みにもなっており、報告後、よし、またこの１年間頑張るぞと言うエネルギーを入れていただいたように感じます。 ○折角、大津まで行くのでその後２泊して近辺に足を伸ばすのも恒例としており、大半はその年のＮＨＫ大河ドラマにちなんだ土地を中心に旅行日程を組み、その詳細は知人が勤務する旅行会社に一任しています。平成１９年は大河ドラマ「風林火山」にちなみ甲府市近辺を旅行先に選び、行程は旅行会社が組んでくれました。 ○２泊目宿泊地は石和温泉郷で旅館は離れ家・味の宿多賀乃でした。旅行会社の薦めに従っただけで余り期待しないで行きましたが、これが予想外の見つけものでした。当初、ＨＰ記載の通り「石和温泉郷の宿としては一番小さな宿」で、僅か８部屋しかないとのことで、何でこんなところを選んだのかと不満に思いました。 ○しかしその不満もつかの間でした。案内された部屋の広さはまずまずで、従業員のサービス精神も感じられたからです。露天風呂は普通の広さでしたが、設備は質素で田舎の露天風呂という感じでした。全く予想外だったのが夕食でした。 ○当初、「味の宿」と謳っていることに気づきませんでしたが、だてに「味の宿」と名乗っているのではなく、正真正銘、素晴らしい「味の宿」でした。私は、温泉好きで、和風温泉宿の料理は結構味わっている方ですが、この離れ家・味の宿多賀乃の夕食はこれまで味わった料理の中でベストワンと評価しても良いかも知れません。 ○パンフレットには「日本料理の古い伝統の心ずいをご賞味下さい。四季の彩りを器にのせ、あくまでも材料の持ち味を追求し、ご用意させていただきます。」とありますが、出てくる料理の一つ一つが丹精込められて作られていると実感させてくれる素晴らしい味でした。一つ一つ丹精込めて作る姿勢は朝食にも貫かれており、デザートのグレープフルーツに至るまで、至れり尽くせりの作りでした。一度は味わう価値があるお薦めの料理です。 ○多賀乃から甲府市に戻り、甲斐の国風林火山博を見学し、その後、勝沼市のワイナリーに出て、カリフォルニアのナババレーで買い損ねた高級ワインを事務局員達のために購入して、今年の恩師お墓参り旅行は終わりました。 以上：988文字
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