平成19年 7月 3日(火):初稿 |
○平成19年6月30日、MOVIX仙台で映画「シュレック3」を観てきました。allcinema ONLINEでの解説によると「幕おとぎの国を舞台に、緑の怪物シュレックとその仲間たちの冒険をパロディ満載で描く人気ファンタジー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。今回は王位継承をめぐり、後継者を探す旅に出るシュレックたちと王位奪取を画策する悪役たちが未来をかけたバトル・ロイヤルを繰り広げる。」とのことです。私はシリーズ1,2何れもMOVIX仙台で観ており、特に2には大変感動した記憶があり、期待して観に行きました。 ○しかしどういう訳か今回は、あまり起伏のないダラダラしたシーンが続くことが多く、多少の起伏はありましたが、最後まで大きな感動を得られませんでした。6月はMOVIX仙台で、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」、「憑神(つきがみ)」と合わせて3本観ました。何れも話題作で、大いに期待して観に行ったのですが、何れも殆ど感動が得られずガッカリの結果でした。 ○3本何れも感動不発に終わり、どうやら年を取って感受性が鈍くなってきたのかと、不安になってきましたが、ネット上の映画評を見ると、いずれもあまり芳しくなく、私の感受性に大きな問題が生じたとは限らないようです。但し、映画は、観るときの精神状態によって、相当、感じ方が違うこともありますので、DVDは購入して再度観るつもりです。 ○シュレック3ですが、肝心の主人公怪物シュレックが、すっかり慣れてしまったのか、ただの人の良いおっさんと言う感じになり、サッパリ怪物らしさが無くなってしまいました。2作目まではどこか得体の知れない、正に「怪物」的雰囲気が合ったのですが。 ○allcinema ONLINEのユーザーコメントでは、シュレックが「少々毒が抜けてしまった感がある。」と言うのがありましたが、私の感想は少々どころかすっかり毒が抜けてしまったのではと感じました。さらにストーリーが平板で先が見えるのも気になりました。 ○私の映画の楽しみは単純で、ワクワクするストーリー展開で、次に何が起こるかハラハラ、ドキドキする胸躍る楽しみがあるか、又は、胸にじーんと響いて、じっくり考えさせられ、何か教えて貰ったような気になるものを求めています。シュレック2では、正にこの映画の楽しみを堪能させて貰ったのですが。 以上:976文字
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