平成19年 3月19日(月):初稿 |
○平成19年3月18日、MOVIX仙台で映画「ナイトミュージアム」を観てきました。MOVIX仙台は、ザ・モール仙台長町内にある映画館です。MOVIX仙台に行くときは、地下鉄仙台駅から長町南駅経由で、何時もザ・モール仙台長町店舗内を通って行きますが、何時行っても店舗内は混み合っていました。 ○ところが平成19年3月18日はいつもより心なしか店舗内の客が少ないように感じました。おそらく、平成19年3月18日開通の仙台空港アクセス鉄道に先駆け平成19年2月28日にオープンしていた仙台空港アクセス鉄道「杜せきのした駅」に直結するダイヤモンドシティ・エアリ(現イオンモール名取エアリ)に客が流れているものと思われます。 ○私はまだダイヤモンドシティ・エアリに行ったことはありませんが、ワーナー・マイカル・シネマズ名取エアリと言う映画館もあるとのことで話のタネに一度は見に来たいと思っております。ただそのHPを見る限りは、難聴者用の赤外線補聴システムが設置されていないのが残念なところです。(注:電話で確認すると難聴者用の赤外線補聴システムが設置されているとのことでした。) ○さて映画「ナイトミュージアム」ですが、ニューヨークの国立自然史博物館を舞台に、新任の夜警となった主人公の目の前で、展示物が次々と動き出し大騒動を繰り広げるもので、多少歴史の勉強にもなり、中学生くらいまでの子供連れの家族で楽しむには無難な映画で、可もなく不可もなしと言うところです。 ○主人公は、おそらく妻に逃げられてバツイチとなり、転職を繰り返す冴えない男で、妻は再婚し、主人公の10歳の子供を連れ子として、新しい夫と暮らしています。主人公は離婚時に、子供との面会条件を毎週水曜日に短時間、隔週末は泊まり掛けで許されていると言うようなセリフがありました。 ○主人公の子供に対する思いは強く、前妻が住むアパートに気軽に顔を出しては、子供についての話しを普通にしているようにも見え、また前妻の新しい夫と主人公の子供の仲も良く、朝一緒に出かけるなどごく当たり前に親子として生活しているように見えました。 ○アメリカでは離婚が普通のことで、離婚後、別れた子供と別れた父や母とのコミュニケーションを取ることが普通に行われている様子がこの映画から伺えました。日本では、面会を巡って、する、させないと別れた父母がさらに争いを蒸し返すことも多いのですが、離婚が普通になると別れた子供との面会もごく普通にわだかまりなく行えるようになるのだろうと思いました。 ○勿論、離婚は増えないに越したことはありませんが、親が離婚しても、その離婚に何ら責任のない子供と父、母のコミュニケーションが普通に取れる社会に日本もなって欲しいと思った次第です。 以上:1,130文字
|