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映画「バットマンビギンズ」を観て

平成17年 6月20日(月):初稿
○昨日午後、息子が観たがっていた映画「バットマンビギンズ」を息子とその友達を連れてMOVIX仙台で観てきました。
息子はスカイパーフェクトTVカートゥーンネットワークで良くバットマンシリーズを見てバットマンの大ファンを自認しています。

○バットマンというと、バットマンのマイケル・キートンとジョーカーのジャック・ニコルソンが対決した1989年制作バットマンでのジャック・ニコルソンの怪演が強烈に印象に残っており、確かLDも購入しております。

○今回は新たなバットマンシリーズの始まりと言うことで期待して観に行ったのですが、まあまあと言うところでしょうか。前半は、何か中途半端で退屈なものでしたが、流石に後半の活劇が始まってからは手に汗握ってワクワクしながら見ることが出来ました。

○私はバットマンのようなアニメ上がりのアクションものには、余り理屈をこねないで、派手にドンパチを繰り広げて、スカッとさせて貰うことを期待します。しかしこの映画は、バットマン「ビギンズ」との題名通り、バットマンの始まりを詳しく説明しようとして前半は随分くどいなと感じました。

○バットマンのコスチューム、車等小道具の成り立ちをくどくど説明しているのですが、そんなことは端折っていいから早く始めてくれと思いながら前半を観ていました。後半、と言っても後ろ3分の1位が待望の派手なアクションシーンでしたが、流石にさて次はどうなるかと画面に釘付けにされました。

○主演はクリスチャン・ベールという若い俳優でしたが、マイケル・キートンのような渋さがなく、余り強そうに感じられないのが難点でした。
しかし、前半、ヒマラヤの雄大な自然、後半、ゴッサムシティのゴチャゴチャした町並み、高層ビルの林立した大都会の中をモノレールが、ジェットコースターと化して疾走するシーンは圧巻で、観て損のない映画であり、DVDが発売になったら直ぐに購入したいと思っております。

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