令和 7年 9月18日(木):初稿 |
○石破首相が辞任表明し、フルスペックでの自民党総裁選が決まり、9月18日時点では、茂木敏充(69)・小林鷹之(50)各氏が立候補表明し、今後、小泉進次郎(44)・林芳正(64)・高市早苗(64)各氏が立候補表明予定と報道され、最も若い小泉進治郎氏が最有力とも報道されています。私は早期の「選択的夫婦別姓」実現を願う1人ですが、その観点からは反対派の高市・小林両氏総裁就任は望みません。特に安倍政治承継は願い下げで、安倍政治承継を標榜する高市氏の総裁就任は何としても阻止して頂きたいところです。 ○若い小泉氏が有力視されているとの報道がどこまで真実か不明ですが、以下の「金子恵美氏、“ポスト石破”有力候補の小泉進次郎氏に「期待感が下がってしまうかもしれない」「要職で経験を積んでからの方が…」」との意見に全く同感です。尊敬する田中角栄氏の総理就任は54歳で、それでも当時最も若い総理の誕生ともてはやされました。小泉氏は田中氏の総理就任時にも10年若く、何よりも経験不足が明白です。田中氏は39歳で郵政大臣就任後、44歳で大蔵大臣、その後も幹事長・通産大臣等要職を歴任して多くの難局解決を果たす経験を積んで総理に就任し、台湾擁護派からの暗殺の危険を犯しても一気に日中国交回復の大難題を解決しました。 ○進治郎氏は性格は良さそうでいつかは総理になって貰いたいところですが、兎に角、44歳は若すぎます。重要閣僚・幹事長等重要役員の経験を積み実力をつけてから総理就任を望むのが殆どの国民の意見と推察しています。フルスペック総裁選で自民党員全員に投票権があり、どこまで国民意見が反映されるか気になるところです。 ******************************************** 金子恵美氏、“ポスト石破”有力候補の小泉進次郎氏に「期待感が下がってしまうかもしれない」「要職で経験を積んでからの方が…」 ABEMATIMES9/17(水) 7:16配信 自民党の元衆議院議員の金子恵美氏が14日のABEMA的ニュースショーに出演し、“ポスト石破”の有力候補として名前があがる小泉進次郎農水大臣について語る場面があった。 金子氏は「今回出るのは決まっていたことかもしれないけれど、今後の小泉氏の長い政治人生を考えると、ここでバッと戦うのは、去年の総裁選からこの間に農政は非常に学ばれて、そして大臣としての実績も残しているけれど、総裁選の討論の中で、もしまたちょっと良くないところが見えてしまうと、小泉氏への期待感が下がってしまうかもしれないので、むしろ今回はどなたかの官房長官や幹事長という形で経験を積まれて、その次を見据えた方が良かったのではないかと思う」と語った。 加えて「ご本人が出たいのであれば、それは本人の意思だが、もし周りが支えすぎて出なければいけない流れになっていたとしたら、その判断は後々、あの時出てよかったかどうかとなってしまわないかなと思った」とコメントした。 ジャーナリストの青山和弘氏は「その意見は周辺にもあった」として「参議院選挙はあと3年後、衆議院選挙も満了だったら3年後で、実は今回総裁になっても、石破氏の残りの任期だから2年。次の衆参の選挙よりも手前にもう1回総裁選がある。だから今回はつなぎの人にして、小泉氏や小林氏は支える側に回り、経験を積んだ方がいいという声がある。小泉氏は環境と農水大臣だけで、党三役には2人とも入ったことがない。幹事長やもしくは外務大臣を経験した方がいいという人は、小泉氏周辺にもいたため、不出馬論も出たが、本人は全くそう思っていなかった。チャンスがあれば出るということだが、それが凶と出るか吉と出るかはわからない」と解説した。 (『ABEMA的ニュースショー』より) ABEMA TIMES編集部 以上:1,571文字
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