令和 4年 7月18日(月):初稿 |
○令和4年7月8日に亡くなった安倍元首相に対し、14日、岸田総理が、今秋に「国葬」を行うことを発表しました。国葬とは国家に功労のあった人物に対し、国費をもって行われる葬儀のことを言うそうです。これに対する野党各党意見は、次の記事の通りです。 安倍元首相「国葬」方針 野党各党は賛否両論 NHKNEWSWEB2022年7月16日7時08分 演説中に銃撃されて亡くなった安倍元総理大臣の葬儀を「国葬」で行うとした政府の方針をめぐり、野党各党の反応は「理解できる」とする意見の一方「国民の中で安倍氏の政治的評価は大きく分かれている」などと指摘する意見もあり、賛否両論が出ています。 岸田総理大臣は、安倍元総理大臣の葬儀について、歴代最長の期間、総理大臣の重責を担い、内政、外交で大きな実績を残したなどとして、ことしの秋に「国葬」で行う方針を表明しています。 この方針をめぐって、 ▽国民民主党は「国の内外から哀悼の意が寄せられており、理解できる」としています。 一方、 ▽立憲民主党は「厳粛に行うものであり、静かに見守りたい」としているほか、 ▽日本維新の会は「反対ではないが、大々的に国葬を行えば経費もかかるので、その批判が遺族に向かわないことを願う」と懸念を示しています。 また、 ▽共産党は「国民の中で安倍氏の政治的評価は大きく分かれており、国葬を行うのは弔意の強制につながるおそれがある」と反対し、 ▽れいわ新選組と、 ▽社民党も反対していて、 野党各党からは賛否両論が出ています。 ○私の感想は、日本維新の会松井代表の感想に、そうだそうだと共感しました。安倍元首相の業績については、賛否両論があり、国民全体的に見たらどれだけの割合の国民が国葬に賛成するか疑問を感じます。なにより、喪主を務めたご遺族の昭恵夫人が望んだことなのだろうかと疑問を感じました。 ○国が関わった首相経験者の葬儀形式と使った国費の額について以下の画像がありました。 ○葬儀形式として、国葬・国民葬・内閣自民党合同葬・衆院内閣合同葬・内閣自民党合同葬が、あるようですが、いずれの葬儀形式でも国費が使われ、1967年国葬1810万円が最も低く、1988年衆院内閣合同葬1億2000万円が最も高くなっています。国費即ち国民の税金が使われるのは国葬だけと思っていましたが、その他の葬儀形式でも使われています。国葬・国民葬の違いもよく判りません。その他の形式の葬儀も結構な国費が使われており、国葬とその他の葬儀形式の違いもよく判りません。 ○岸田総理が安倍元首相について、敢えて、国葬形式にするとした思惑は、政局がらみと実感しました。 以上:1,078文字
|