令和 4年 3月20日(日):初稿 |
○「令和4年3月16日午後11時福島県沖地震東日本大震災より事務所被害甚大2」を続けます。 ここに記載した通り、令和4年3月16日震度5の地震で、最初に驚き呆然となったのは、701号事務室の中央仕切りを兼ねた天井まで届く書棚が崩落したことでした。崩落原因は、書籍が落ちないように地震の際は開かなくなる扉を付けたことと判明しましたが、崩落することは全く予想していませんでした。 ○ところが703号室に入ってそれ以上に驚いたのは共用部分コンクリート壁モルタルに釘付けで貼り付けた天井まで届く書棚が、壁から剥がれて倒れ、中央に位置していた会議テーブルを直撃し、会議テーブルが、端まで移動していたことでした。11年前の東日本大震災時に記載した「大地震発生後3日目ーようやく周囲と徐々に連絡可」には、「702号室と703号室の書棚は殆どが扉付きのため、書籍が外に飛び出すことは、余りありませんでした。」と記載した通り、703号会議室は殆ど被害がありませんでしたから、なおさらです。 ○703号会議室の壁貼り付け書棚が壁から剥がれて倒れた状況は以下の通りです。 ○マンションの壁は南北に向けて、東西に沿う方向で立っており、当マンション近辺は、東西の横揺れが、相当激しかったものと思われます。その倒れた書棚の前には仕切りよう衝立が置いてあり、これを直撃し、衝立も倒れてお客様閲覧用27インチディスプレイを直撃し、ディスプレイは液晶部分にヒビが入り使い物にならなくなりました。この書棚には、終了記録類がぎっしり詰まっており、相当の重さがありました。その重い書類が入ったまま倒れたため、私が一人で起こそうとしてもビクともしません。夕方、建築業者4名が復旧作業に訪れ、男4名の手で何とか起こして仮置きしています。 ○マンション全体を点検すると、共用部分壁の相当部分に亀裂が入っていました。マンションの南面に向け立っている壁面にも、相当深い亀裂が入ってコンクリートが剥がれて、下の駐輪場部分の屋根に落ちて、屋根を打ち破り、床部分までコンクリート破片が散らばっていました。そのため駐輪場部分に修復工事が入っていました。これも11年前の東日本大震災以上の被害でした。築43年にもなると老朽化で弱体化も進んでいることを実感しました。このような地震は、もう起きて貰いたくないのですが、地震列島に住んでいる以上どうしようもありません。天に祈るのみです。 以上:1,003文字
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