令和 3年 9月29日(水):初稿 |
○「自民党総裁選決選投票確実となり、2-3連合成立が焦点」の続きです。本日令和3年9月29日午後1時から議員投票・開票が行われ午後2時頃には自民党新総裁が選任されます。ネットでライブ配信されますが、TVライブ中継もあるはずです。 ○以下の2件の記事によると、1回目投票で1位河野氏、2位岸田氏、3位高市氏となり、決選投票では2・3位連合が成立して、岸田氏有利の見方を紹介しています。河野氏は安定性に欠け、高市氏は保守色が強すぎ、一番、安定し、バランス感覚もあり、安心して政治を任せることができるのは岸田氏と思っています。そのような見方が広まっているような気もします。 ○我が郷里気仙沼市等宮城第6区選出小野寺五典議員の仙台での国政報告会には毎年出席し、メインゲストとして参加する岸田氏の演説を何回か聞いています。昨年までは、なんとなく頼りない感じもしました。 ○しかし、今回の総裁選での岸田氏の各種演説会演説を聞くと、イメージが変わりました。頼もしいリーダーという感じも十分出てきました。9月28日夜のニュースでの、「我々は、決して派手ではありませんが、着実に多くの国民の皆さんの支持も積み上げてきました。着実に数字も伸びてきたと、手応えを感じているところです」との岸田氏の言葉に実感がありました。是非とも、岸田氏新総裁選出となることを祈っています。 ******************************************** 自民新総裁、29日に選出 河野、岸田氏が決選見通し 共同通信9/28(火) 20:32配信 自民党は29日、総裁選の投開票を行い、第27代総裁を選出する。党員・党友票で河野太郎行政改革担当相(58)がリードするものの1回目の投票で過半数に届かず、国会議員票でトップに立つ岸田文雄前政調会長(64)との決選投票になる見通しが強まっている。高市早苗前総務相(60)も議員票を積み上げて迫る。野田聖子幹事長代行(61)は伸び悩む。一部でなお流動的な要素が残る議員票の動向が焦点になる。 総裁選は、退陣表明した菅義偉首相の総裁任期満了に伴い実施。新総裁の任期は2024年9月末までの3年間となる。 決選投票は、議員票の比重が高まり勝敗に直結する。 ******************************************** 自民総裁選、29日投開票 決選投票なら「岸田氏優位」の見方も 毎日新聞9/28(火) 20:27配信 菅義偉首相の後継総裁を決める自民党総裁選は29日、投開票される。1回目の投票でいずれの候補も過半数に届かず、河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=と、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が決選投票に進んだ場合、党内では国会議員票で優勢な岸田氏が有利との見方が出ている。ただ、高市早苗前総務相(60)=無派閥=が追い上げるなど各陣営の争いは激しさを増している。 総裁選には野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=も立候補している。 総裁選は382票の国会議員票と同数が党員・党友票に与えられているため、党員票でリードする河野氏は1回目の投票で1位になる可能性が高いとみられるが、勝利に必要な過半数の獲得は難しい状況だ。 岸田氏は1回目の投票で2位に入り、上位2人による決選投票で逆転勝利するシナリオを描いている。決選投票は382票の国会議員票と都道府県票47票で行われるため、国会議員の動向が大きく左右する。岸田氏の陣営は高市氏陣営に対し、どちらかが河野氏に続いて2位になった場合は決選投票で協力する「2位3位連合」に向けた調整を進めている。ただ、高市氏も支持拡大を進め、両氏の2位争いは激しさを増しており、岸田氏は28日の岸田派会合で「開票が終わるまで予断は許されない。結果が出るまで戦い続ける」と引き締めを図った。 これに対し、河野氏は28日の記者会見で「国民の声にきちんと耳を傾けた総裁選が行われるものと信じている」と述べ、「2位3位連合」の動きをけん制した。陣営は決選投票にもつれ込むことを見越して国会議員への働きかけを強めている。 高市氏は28日、東京都千代田区の日枝神社を参拝し、記者団に「今日までいい選挙戦を戦わせてもらったことにお礼を申し上げた。人事を尽くして天命を待つ」と語った。野田氏は国会内で開いた陣営の会合で「最後まで一番を目指して頑張り抜く」と強調した。【堀和彦、小田中大】 以上:1,813文字
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