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第25回参議院議員通常選挙”改憲3分の2届かず”雑感

令和 1年 7月22日(月):初稿
○令和初の国政選挙第25回参議院議員通常選挙が令和元年7月21日投票日でしたが、私は公示2日目の7月5日に期日前投票を済ませていました。21日は東京出張だったからです。期日前投票を済ませると、待ち構えていた出口調査があり、ペンを渡されてタブレット端末に投票内容を入力させられました。候補者・政党名等表示されており、該当名をペンでタッチするだけで、投票内容以外に、消費税や憲法改正等に関する意見も聞かれて、消費税賛成・憲法改正反対等にタッチしました。

○私は、どちらかと言えば保守系で、自民党支持者ではありませんが、自民党系候補投票することが多く、今回は、昔、私が所属する社会人テニスチームに一緒に所属した方が選挙区の候補者で、また、比例区は良く名前を知っている方が立候補しており、迷うことなくこれらの方に投票しました。

○宮城選挙区は、定員2名から1名に減り、全国有数の激戦区とされ、公示第1日目の夕方、安倍首相も福島での第一声の後、宮城入りして応援演説をしていました。公示初日の新聞報道予想では、自民と野党一本化候補者は横一選と報道されていましたが、投票1週間前の報道では、東北6県は青森・福島以外は野党一本化候補者が優勢との予想報道も現れており、自民党候補者は危ないなと感じておりました。結果は、予想報道の通りでした。

○投票日1週間前の報道予想では、自民・公明・維新の改憲勢力も3分の2の85議席に届かず、80前後でしたが、これも予想通りの結果でした。出口調査は、タブレット端末にタッチする方式でしたが、この方法だと瞬時に累計が判り、調査する報道機関は期日前投票の結果詳細を瞬時に把握できますので、予測も相当正確に出来るようになったと思われます。日本の選挙での出口調査は、1989年青森市長選が初めてとのことで、同年の参議院選挙の際、17都県で行われたTBS系列による調査がもっとも早いもののひとつとのことです。

○投票日前の予想は、期日前投票の出口調査結果だけを予想根拠にするのではなく、独自の事前アンケート等も行いその結果も予想根拠になっていると思われますが、実に良く当たります。今回の東北6県選挙区区は、いずれも接戦で予想は難しいと思われたのですが、結果は殆ど当たっていました。私としては不本意な結果でしたが。
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