平成29年10月 8日(日):初稿 |
○アメリカラスベガスでの銃乱射事件の犯人について、小林旭氏が「キチガイ」と発言したことについて、放送したフジテレビのアナウンサーが謝罪したとのニュースに驚きました。「キチガイ」との表現自体が、精神障害者に対する差別だとのことです。しかし、以下のニュースの「いちいち言葉尻をとらえてあれは差別、これはヘイトとか言ってる人の方が、よっぽど日頃のものの見方やら意識が差別的だと思う」に大賛成です。 ○以下のニュースのなかに出てきた「障碍者」の「碍」にも、違和感を覚えました。「碍」なんて漢字は、習った覚えがありません(^^;)。ネットで調べると、「『障碍』は、もともと仏教用語であり、江戸時代までは『しょうげ』と読まれていたものの、平安時代末期以降『悪魔、怨霊などが邪魔すること。さわり。障害。』の意味で使われました。」とのことです。 ○おそらく「障害」と表現しづらくて「障碍」としたのでしょう。「障がい」よりは、マシかも知れませんが、私自身も障害者の端くれとして、「害」にこだわる理由が全く理解出来ません。乙武洋匡氏の以下の問題提起に全く同感です。 乙武 洋匡 @h_ototake 2013.02.07○小林旭氏の銃乱射事件犯人への「キチガイ」との表現は、人間の屑だとの思いを込めたものであり、精神疾患者への差別意識など毛頭なかったことは明白です。それを「差別を助長する」なんて、およそ信じられません。 ******************************************** 小林旭が「放送禁止用語」、フジテレビが謝罪 ネットでは「正しい表現なんだから謝る必要ない」の声 J-CASTニュース10/7(土) 17:26配信 昭和の大スター、小林旭さん(78)がフジテレビ系情報番組「バイキング」にコメンテーターとして登場し、アメリカのラスベガスで起きた銃乱射事件に関し「キ×××」という言葉を発したためアナウンサーが神妙な面持ちで謝罪した。 ネット上では小林さん批判が相次いだが、「言葉狩りだ!」「ほかに思いつく言葉はない」などと小林さんを擁護し、「放送禁止用語」に首を傾げる人が結構多い。 ■「無抵抗の人間だけを狙う奴は、バカかキ×××しかいない」 番組では現地時間1日に起きたラスベガスでの銃乱射事件を取り上げた。犯人はホテルの32階から窓ガラスを割り、2万人が集まったコンサート会場に9分から11分間ほど改造銃で乱射、58人が死亡し489人の負傷者を出した。「米史上最悪」とされるこの事件の感想を聞かれた小林さんは、 「酷いよね、そりゃぁ赤ん坊をこう捻ってやるのと同じことで、無抵抗の人間だけを狙ってああゆうことをする奴ってのは、バカかキ×××しかいない」 とコメントした。犯人は狩りをする感覚で撃っていて、頭の中には人間としての意識が無い。人間としての意識があったら躊躇して撃てない、とし、自身が撮影の時に本物の銃を使った時のエピソードを話した。 そしてCM明けに榎並大二郎アナ(32)が、神妙な面持ちで、 「先ほどの議論の中で、ですね、精神障害の方に対する差別を助長する発言がございました。お詫びして取り消させていただきます」 と深く頭を下げた。 この言葉はテレビ側が自主規制している「放送禁止用語」の一つだ。かつては自由に使われていたのだが、現在は当時のドラマやアニメがDVDなどで発売される場合など、その音声部分はカットされている。小林さんの発言にネット上では当初、「小林旭が放送事故!」「老人に発言させるな!」などと激しい批判が出たのだが、途中から議論は一変する。 「TV事業者が独自の倫理規定で自主規制しているだけなのに、視聴者がここまで『守らなければならないルール』と認識しているとは、TVは見事なまでの洗脳マシーンだと思った」 などといった意見が出て、「何が悪い?」「マスゴミは言葉狩りやめろ!」などという、フジテレビに対する疑問の声が目立つようになった。 なぜ精神障碍者と結び付けるのか、批判も 掲示板には、 「銃乱射する奴は気が狂ってるわ。正しい表現なんだから謝る必要ないわ」 「何が差別用語だバカ野郎」 「別に差別用語では無い 。それを差別だと思う人間こそが差別してる」 「いちいち言葉尻をとらえてあれは差別、これはヘイトとか言ってる人の方が、よっぽど日頃のものの見方やら意識が差別的だと思うの」 などといった意見が書き込まれた。また、謝罪に「精神障害の方に対する差別」という言葉があることに首を傾げる人が続出していて、 「頭のおかしいやつって認識だったけど、精神障碍者のことだったのか?」 「犯罪思考の屑と精神病患者を分ける為の言葉なのにな。精神病と犯罪者が同じとでもおもってるのかウジテレビは」 などといった議論も起こっている。 以上:2,059文字
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