平成29年 7月26日(水):初稿 |
○平成29年7月26日、早朝、というよりはまだ夜中の午前3時に目覚めました。全身、汗びっしょりとまではいきませんが、ちと脂汗をかいての目覚めでした。時折、同様の夢を見るのですが、嫌な夢を見たからです。夢の中では、弁護士制度の改革があり、法曹資格を得てからも、10年に1回ずつ法曹資格維持検定試験制度が取り入れられ、この試験で一定の点数を取らないと法曹資格が剥奪されることになっていました。 ○夢の中で、私は、まだ40代後半の2回目の法曹資格維持検定試験で、合格点数に届かず、法曹資格が剥奪されてしまったのです(^^;)。弁護士業務を継続できなくなり、かといって他の仕事につくことも出来ず失業者となっていました。但し、いったん法曹資格が剥奪されても、復活制度の試験があり、復活試験に合格すれば、法曹資格が回復するとのことで、その復活試験合格を目指して、受験勉強を継続していました。しかし、夢の中のこの試験は、旧司法試験よりも難しいと言われて、気の遠くなるような勉強を重ねなければなりません。 ○弁護士生活38年目に入りましましたが、いまでも、時々、司法試験になかなか合格できず、受験浪人を長々と続けている夢を見ることがあります。しかし、いったん弁護士資格を得て、その後、維持試験に不合格となり、弁護士の仕事ができなくなって、受験生に戻ったなんて夢は初めてでした。しかも、弁護士資格がなくなったのに弁護士業務を続けていないかと、裁判官らしき人が監視にくるなんておまけも付いていました。裁判官らしき人が、自宅まで面接にきて、隠れて弁護士業務を継続していないか確かめ、その上、復活試験は難しいぞとなんて告げて脅していきました。 ○この夢を分析すると、どうやら、交通事故事件等で思い通りの判決を書いて頂けない裁判官に恨みを抱いているのかもしれません(^^;)。弁護士だけでなく、裁判官・検察官も10年に1回は資格維持試験を実施して不合格者は罷免となる制度も必要かと思いますが、夢の中では、この点、明らかではありませんでした。しかし、現実の制度として、裁判官は10年に1回再任制度があり、人数はごくごく僅かですが、再任を拒否される例があります。裁判官にとっては、再任制度は、恐怖の制度になっているのでしょうか。再任が危ないと思った方は、再任願いを取り下げるとのことです。 ○裁判官の再任制度の実態については、「日本裁判官ネットワーク」の「● Judgeの目 その5 裁判官にも「リストラ」「解雇」があるってホント?」に詳しく解説されています。裁判官は、再任を拒否されても法曹資格がありますので、弁護士会に入会して弁護士になる道が残されています。しかし、弁護士を長くやって、維持試験不合格で弁護士が出来なくなった夢の中では、ホントに大変でした。弁護士業務で大失態をして、弁護士廃業なんて例は、現実にありますので、こんなことにならないよう精進を続けていきます(^^)。 以上:1,217文字
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