平成28年 8月 6日(土):初稿 |
○「平成27年誕生日雑感-前期高齢者一歩手前」から1年経過して、平成28年8月5日、とうとう、満65歳となり前期高齢者の仲間入りをしました。1ヶ月ほど前に日本弁護士国民年金基金から年金受領手続をするようにとの通知がきていました。満65歳到達の月から毎月20万円の年金が貰えます(^^)。 ○国民年金老齢基礎年金受領の通知も来ていましたが、こちらは繰り下げによって毎月0.7%増額になり、最大70歳まで60ヶ月繰り下げると42%増額になるとのことで、70歳を目指して繰り下げの請求をしました。仮に老齢基礎年金額月額5万円とすると70歳から受給すると月額2万1000円増え月額7万1000円になり、基金年金20万円を合わせると年金だけで月額27万1000円となります。その他の不労所得も少しばかり見込みがあり、その後、健康オタクの願い空しく要介護老人となり介護施設送りになっても、自己の収入だけで何とか間に合うだろうと思ったからです(^^)。 ○仮に65歳から毎月5万円老齢基礎年金を貰えるところ5年間60ヶ月繰り下げると合計300万円が貰えなくなります。70歳以降2万1000円の増額分が300万円に達するには300万円÷2万1000円で143ヶ月かかります。70歳から143ヶ月後は、11年11ヶ月を足した81歳11ヶ月です。ですから82歳まで生きてようやく65歳から70歳まで5年間年金を貰わなかった分の元がとれ、82歳以降の毎月2万1000円分が実際の増額分になります。 ○問題は、生来虚弱体質の私が82歳まで生きられるかです。公益財団法人生命保険文化センターHPの「日本人の平均寿命はどれくらい?」とのページには「簡易生命表によると、2014年の日本人の平均寿命は男性が80.50歳 、女性が86.83歳で、2013年と比較して男性は0.29年、女性は0.22年上回りました。」とあり、男子の82歳は平均寿命を超えています。しかし、私の父は87歳、母は94歳まで生きましたので、その中を取って、90歳くらいまでは健康寿命を延ばすことを努力目標とします。 ○また、少子高齢化社会の進行で私が82歳に達する17年後の老齢年金額はおそらく減額になっているはずで、上記計算通りには行かないと思われます。しかし、諸般の事情で66歳弁護士稼業引退の予定を止めて、あと5年間満70歳までは現役弁護士を継続することに決めました。そこで年金は基金分月額20万円は受領しても、現役弁護士として収入を得る以上、老齢基礎年金は辞退して、弁護士収入での生活維持に努めることにしました。 ○平成23年東日本大震災の年は、売上が相当程度落ち込みましたが、翌年平成24年から平成27年までの4年間は売上がなんとか右肩上がりで回復してきました。ところが、平成28年に入ると新規事件受任数が明らかに減っています。特に当事務所目玉商品である交通事故事件が、最大激戦区となり、派手な売り込みHPの乱立等の影響か、当事務所受任事件数が減って、平成29年以降の売上が大変心配な状況になっています。 ○現在、桐師匠【多遊】さんにお願いして宣伝広告用HP作成に取りかかっていますが、HPだけで簡単に事件受任が増えるほど甘くはありません。あと5年弁護士業務を維持するためHP以外にも営業努力をしなければなりません。 以上:1,372文字
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