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谷沢永一著”運を引き寄せる十の心得”紹介

平成27年12月 4日(金):初稿
○余り読書をしない私ですが、書物は相当数購入し、自宅・事務所等の相当数の本棚におびただしい書籍があると思っています。しかし、私の蔵書数は、井上ひさし氏14万冊、谷沢永一氏13万冊、渡部昇一氏15万冊には遠く及びません。井上ひさし氏と渡部昇一氏の著作は、少しは持っていますが、読んでも気持が余り動かず、谷沢永一先生の著作だけは、殆どが私の琴線に触れる部分を含んでいます。そのため名著「人間通」以来、谷沢本となると手当たり次第に購入し、角栄本に次ぐ冊数となっています。

谷沢永一先生の著作はおびただしい数に及んでいますが、KKベストセラーズ平成10年1月初版発行「運を引き寄せる十の心得」を購入していないことに気づいて、アマゾンで購入し、斜め読みをしました。以下、最終章「運を引き寄せる十の心得」備忘録です。

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①「サムシング・グレイド」へ畏敬の気持ちを持つ
「なにごとのおわしますかはしらねども」という、人間の力の及ばないものがあることを常に意識する。精神の清らかさを保つことになる。

※西行法師(さいぎょうほうし)という仏教のお坊さんが、伊勢神宮に参拝して、「見ることができない神」に対する崇敬の気持ちを詠んだ「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」の一節。

②声をかける
 これぞと思った人には、自分から声をかける。クドクド言う必要はない。ただ「やあ」と、一言でよい。それで敵がすくなくなる。友達を作るには、そういう発言から始まる。

③尊敬する人を見つける
 会ったことのある場合でも、書物で知った場合でも、こういう人のようになりたい、及ばなくてもその人の境地に近づきたいという人がでてくるものだ。尊敬する人があると、その人に注目することになって、観察力・注意力が養われる。

④誰かにつくしたい、と言う気持ちを持つ
 尊敬するひとの役にたちたい、というのは、普通に湧いてくる感情である。つくしたい、という気持ちを持てば、それはオーラになって、他の人を引き寄せる結果になる。

⑤アクションを起こす
 気持ちを持ったら、それを実現するために具体的行動を起こす。動き出せば考えはあとからついてくるものだ。結果が思わしくない場合でも、その経験が自分を磨くヤスリになる。

⑥孤独を悩まない
 引っ張りあげてくれる親分がいない。支えてくれる子分もいない。そこで落ち込んでしまうと、運はかえって遠ざかる。気楽にかまえて、今までどうりにふるまえばよい。

⑦目前の仕事に手を抜かない
 今やっている仕事が何の役にたつだろうか、と思われる場合も多い。手を抜くことができる場合でも、一生懸命にその仕事に精を出すべきである。誰かが見てくれているものだから。

⑧準備を怠らない
 幸運が舞い込んだときに、すぐに対応することができるためには、日ごろからの用意がモノを言う。長い目でみて、自分はこうなりたい、こういう仕事がしたいと思い定めた目標への準備を怠ってはいけない。なんであれ、先んじて抜かりなく準備をすべきである。

⑨運は人のかたちをとってやってくる、と知る
 運に見放されたという思いは誰しもある。それは、運というものがあるとみとめていることだ。ただ、運が自分にあらわれるときは、人のかたちをとってやってくる。つかまえるタイミングをよくよく見定めなければならない。

⑩嫉妬心を持ちすぎると身を亡ぼす
 嫉妬心がない人はいない。しかし、ありすぎるとそれが身を焼くことになってしまう。松下幸之助が言っている。「嫉妬心は万有引力のようなものである。ただし、やきもちは、こんがりとキツネ色に焼くのがよい」


以上:1,520文字

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