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20年ぶりに仙台近辺在住気仙沼中学・高校同年会開催予告2

平成25年 1月20日(日):初稿
○「20年ぶりに仙台近辺在住気仙沼中学・高校同年会開催予告20年ぶりに仙台近辺在住気仙沼中学・高校同年会開催予告」の続きです。
いまさら仙台近辺在住気仙沼中学・高校同年生が集まって何をするのかというと、それぞれの旧交を温めることもありますが、何より、郷里気仙沼近辺には、東日本大震災で被災して、いまなお、厳しい生活を強いられている同年生が多くおり、この被災同年生のために何かできることがないかを探る目的もあります。

○首都圏在住の気中第20回卒業生(昭和42年3月卒)を中心としたグループでは、広報担当B君のブログ「気中20+PLUS」の第1日目「今日からブログを始めます。」記載の通り、気仙沼中学校20回生支援会(略称:気中20支援会)を作り、我らが故郷「気仙沼」復興のための情報交流の場として、支援を継続するとのことです。

○更に、代表・事務局・会計・調達・広報等の役割分担を決め、大震災2週間後の3月25日には第一回目の支援物資搬送を実行し、その後も継続的に支援を続けています。「当面の活動方針」を見ると、「現地ニーズに的確に応えながら、長期的な視点で、静かではあるけれど仲間を思う熱い心を持ち続けるよう努力します。」とあり、ホントに素晴らしい活動をされています。

○このような素晴らしい気中20支援会を迅速に立ち上げることが出来たのは、それまで数十年間、年に数回も会合を持ち、更に年1回の旅行会まで開催するほど仲間としての絆が出来上がっていたからと思います。首都圏より遙かに気仙沼に近い地域に居ながら、同年生のためには、私個人としては僅か1回支援物資を運ぶ事しかできなかったのはホントに恥ずかしい限りですが、仙台でも同年会の組織があり絆が育まれていれば、もう少し、気仙沼同年生のための活動が出来たかも知れません。

○まもなく大震災から丸2年になり、おそらく被災地でも物資の入手はさほど不自由なく可能になっていると思われます。しかし、気仙沼全体としては、復興にはほど遠い状態で、仕事場や住居を被災して失い現在も仮設住宅或いはその代替アパート等で狭苦しい中で不自由な生活をしている同年生も多く居るはずです。

○このような方々にどのような形で支援が出来るかと考えるとなかなか難しいと思いますが、例えば支援金積立口座を作り、必要に応じて被災者の利便のために支出する或いは復興行事の寄付金に充当することなどが考えられます。その支出については一定のルールを作り、そのルールに従って出金し、入出金明細は、定期的に支援者に報告する体制が必要です。

○しかし僅かの人数では集まる支援金額は知れたものであり、また、支出のルールも結構難しそうです。金銭・物質的支援ではない精神的支援も検討する必要があります。気仙沼近辺在住同年生の被害状況を確認し、失った店舗を再興している同年生については販売促進の協力体制をどのようにするかの検討も必要です。平成25年1月14日多くの同年生に惜しまれながら死去したA君は、気仙沼ネットデリバリーのブログで、店を訪れてくれるだけでただただ有り難く元気づけられることを強調されていました。

○仙台での20年ぶりの同年会開催を喜び、是非、自分も参加すると言っていたA君は参加出来ません。A君が参加してくれればその豊富な経験を元に今後の活動について有益なアドバイスを頂けたはずであり、これが叶わなくなった事は返す返すも残念です。しかし、これらの検討のため、A君同様に気仙沼で実際被災し、仕事場と住居のいずれも失った同年生にも参加して頂き、現地気仙沼の生の状況も教えて頂く予定です。

○私自身としては、余り気負わず、しばらくお目にかかっていなかった多くの同年生のお顔を拝見し、少しでも旧交を温めることが出来て、何らかの刺激を受け、そしてなにがしかの今後の活動の方針でも立てられれば十分と考えています。今回集まる同年生の中には、気仙沼小学校以来半世紀ぶりに会う方もおり、色々な方に会うのが楽しみです。

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