平成23年 5月 5日(木):初稿 |
○平成23年5月3,4日と2日間かけて、東日本大震災の余震対策耐震補強工事の一部を施工して貰いました。明治三陸地震では、その37年後に昭和三陸地震が、M9.2のスマトラ沖地震では3年後にM8.4の余震が発生しています。平成23年3月11日発生東日本大震災では、翌4月7日にM7.4,仙台宮城野区で震度6強、私の住む青葉区で震度6弱の余震が発生しました。しかし、M8級の余震がまた来るとの予想が彼方此方で言われており、小さいですが余震が連日のように発生していますので、現実味があります。 ○東日本大震災での我が事務所、自宅の被害は、本棚、食器棚等からの落下で済みましたが、落下物を再整理するのは結構大変でした。事務所の本棚では、「大地震発生後3日目ーようやく周囲と徐々に連絡可」記載の通り、702,703号室分には扉がついていたため殆ど書籍類の落下はありませんでしたが、701号室分には扉が無いため下部分2,3段を除いて殆ど落下し、特に701号室の事務机を仕切る棚には記録類等も置いておきましたが、扉が無いため殆どが落下して足の踏み場もない状況となりました。 東日本大震災翌日の701号室事務机仕切書棚 上写真の事務机仕切書棚上の書籍・記録類の殆どが落下した状況。奥に一部残っている書籍があるのが不思議です。 東日本大震災翌日の701号室事務室休憩室仕切書棚 上写真は、701号室事務室と休憩室を仕切を兼ねた作り付け書棚ですが、よく倒れないでもっていました。しかし、書籍類は、下2,3段を除いて殆ど落下しました。作り付けではないただの据置書棚は倒れて使い物にならなくなっています。 4月7日余震直後自宅AVリーム作り付け書棚 上写真は平成23年4月7日震度6弱の余震直後の状況です。下3,4段を除いて殆ど落下しました。3月11日本震のときは下1,2段を除いて殆ど落下し、ソファーも移動して、書籍類は更にうずたかく積もっていました。 ○震度6強程度では書籍類が落下しないようにするための補強工事を施工し次の状況となりました。 701号室事務机仕切書棚に扉を付けた状況、扉の透明部分はアクリル樹脂で軽くできています 2枚扉中央部分に振動時固定装置が付き、振動を感じると留め金が填って扉が開かなくなり、振動が収まって1分経過後に留め金が外れて扉が開くようになる優れものだそうです 701号室事務室休憩室仕切書棚にも扉と振動時固定装置をつけました、こちらは扉なしの時と比べて書棚が随分豪華に見えるようになりました 自宅AVルーム書棚と子供部屋書棚にも振動時固定装置付扉を付けました 以上:1,085文字
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