平成23年 1月 8日(土):初稿 |
○平成23年1月7日、午後5時から仙台弁護士会館4階大会議室で恒例の仙台弁護士会新年会が開催されました。数年前までは午前11時頃から始まり、先ず長老の会員による酒樽の鏡開き(正確には鏡抜きというそうです)から始まり、この日本酒を呑み、さらに謡曲の名人である長老会員による「鶴亀」が披露されるなど日本情緒豊かに経過して、1時間程度でお開きになると言うものでした。 ○ところが新司法試験制度が始まり、その合格者が12月に入会するようになってからは、翌月初めの新年会でその新入会員の紹介が行われるようになり、開始時刻が午後5時となり、執行部が用意した寿司やスナック菓子等のつまみ類に会員が持ち寄った日本酒やビール等の酒類が出される宴会形式となりました。私も平成22年の新年会に久しぶりに出席したのですが、酒樽の鏡開きもなく、謡曲「鶴亀」もなくなり、仙台弁護士会スイングローヤーズによるジャズ演奏が披露されていました。若い会員が増えたこともあり、新年会も和風から洋風に様変わりです。 ○平成23年の新年会では平成22年12月入会の28名の新入会員紹介があるとのことで、これを聞くために参加しましたが、平成22年中の中途入会者も加えて32名の会員の自己紹介がありました。16名ずつステージに上がって2回に自己紹介されましたが、これだけの人数になると、一度自己紹介を聞いただけでは、到底覚えきれません。皆さん、黒っぽいリクルートスーツのように見えるスーツをまとい、初々しく感じられました。 ○新年会に出席したのは、ここ数年20数名ずつ大量に増えている新人弁護士の方のお顔を拝見して、少しは顔と名前を覚えることが目的で、何人かの新入会員或いは登録数年の若い弁護士さん方と話しをしましたが、平成22年中に石巻支部に新人が3名独立開業し、気仙沼支部にも63期の新人が入るなど支部にも若い弁護士さんが増えつつあるようです。 ○私が仙台弁護士会に入会した昭和55年は同期の32期入会が7名で、我々の入会で会員数が130名になりましたが、それから31年経た平成23年の会員数は360名になりました。これだけ増えればこれまで見向きもされなかった支部の方にも新しい会員が目を向けるのは当然で、2000人合格を継続するだけで弁護士過疎問題は自然に解決すると思われます。 ○会長から新年会参加者申込数が150人を超えたとの報告がありましたが、参加者の多くは若い方で顔と名前が一致しない方も多く居ました。余興を演じた仙台弁護士会スイングローヤーズのメンバーも若い方が中心です。その他の余興としては、中堅弁護士によるマジックショーや新人弁護士による沖縄三味線伴奏での沖縄民謡なども披露され、残念ながら私と同年配の古株会員の余興はありませんでした。 ○そこで私も、最近フラメンコギターを練習を重ねており、声がかかれば余興として披露して良いのに誰からも声がかからないと、あちこちで押し売りをして歩きました。平成22年はツルカメ第2スタジオでの素人演芸会と将監耳鼻咽喉科院忘年会で演奏を披露しましたが、部屋に閉じこもっての練習だけでなくやはり人前で披露する練習も重要と痛感しました。人前で披露しての演奏がどれだけ部屋に閉じこもって演奏したときのレベルに追いつけるかがその曲の完成レベルの尺度になるからです。練習でいくら上手く弾けても人前で弾けなくなるのではその曲はまだまだ練習不足です。また人前で弾くことで生来の気の弱さ・小ささを少しでも改善できればと思っております。今更改善しても時機を失していますが(^^;)。 以上:1,473文字
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