平成22年 4月27日(火):初稿 |
○何事も「シンプルイズベスト」をモットーとする私は、「人生詰まるところ自己満足」という基本的人生観を持っています。他人にどう思われようとそんなことは、どうでもいい、他人の目など一切気にするな、詰まるところ自分が良ければそれでいいんだ、という、極めて利己的・自己中心的考えの塊で、世のために人のためになろうなんて考えはこれっぽっちもないと、いつも公言しています(^^)。 ○弁護士をしていると子どもの保育園時代から父母の会の役員等の要請が来ますが、私は、幸か不幸か、難聴で、聴覚障害による6級の身体障害手帳を持っているため、「なにしろ、身体障害者なものですから」とこれを口実に各種要請を全て断り続けてきたため、いまではそのような要請もなくなりました。持って生まれたシャイで人前に出るのが苦手な性格のせいもありますが、兎に角、おれが、おれが、と人前に出るのが嫌で「極めて控えめ」なのです。 ○しかし、そんな私でも、何かの縁でつながりを得た方々とのお付き合いは大事にしたいと思っており、色々気の多い私は、色々な方面に、そのつながりを大事にしていきたいと思っている方々がいます。世のため人のためになろうなんて大それた考えは全くありませんが、個人的なつながりだけは大事にしていきたいと念願しています。 ○その個人的なつながりの中で最も強いつながりを持つのは、やはり、自分の血が流れている我が子であり、我が子にはいつも充実した人生、楽しいと思える人生を送って貰いたいと念願するごく普通の親の感覚は持っています。わずか2人の子どもですが、親として出来る限りのことはしてやりたいと念願しています。この念願も、子どもに効果的に伝えるのは結構難しいところもあり、試行錯誤を繰り返し、はた迷惑な親だったと思われないよう努めていくつもりです。 ○時々見に行く「企業ニュース・大型倒産速報 東経ニュース 経営は心」に「自己満足でいいんだ」との、我が意を得たりと感じる記事を発見しました。備忘録として残します。 ************************************** 自己満足でいいんだ 仕事・・・何のために 誰のために 仕事をしているのか? 人に評価されたい。この思いが失望を招くのだ。頑張っても頑張っても時の運が悪かったり、上司が全く理解してくれなかったり、もっと過酷なのは、同僚から足まで引っ張られる。 それが会社組織です。会社が大きくなればなるほどそのような障害は増えます。また役職が上になるほど個人的な攻撃を受けるものです。自分の努力が 努力した分だけ評価されるなんて奇跡のようなものです。本田宗一郎は「会社のために働くな。自分のために働け。」と言っていたそうだ。 突き詰めればまさにその通りである。近年優勝から見放されている球団の選手たちの口から出る言葉「監督を胴上げするために」。これには確かに本音の部分があるが、各選手が自分のために戦い、自分の責務や役割をキッチリとこなすのがプロである。 監督のためと奇麗事を言う前に自己満足するために闘うべきだ。会社のために、会社のために、といくら念仏を唱えても誰も救ってはくれない。 以上:1,304文字
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