平成27年 8月20日(木):初稿 |
○「平成27年6月桐初心者講座開催-さらにじっくり・ゆったり」を続けます。 平成27年8月19日、平成27年桐初心者講座の第3回目を開催しました。参加者は、司法修習生5名、1年生弁護士1名、その他1名の合計7名です。1年生弁護士1名は2回目からの参加です。平成27年の桐初心者講座は、第3回目で一応の終了になり、桐初心者にとって最も難解なレポートの作成をして頂きました。 ○桐使用のメリットの一つ「一文書1ファイルから1レコードへ」との標語を実現するためには、レポート作成が必須です。当事務所では、A4版用紙数枚の短い文書は、単票を主体とした複合レポート、準備書面等A4版用紙数十ページに渡る長文の作成は一覧表レポートで作成しています。レポートについては、当HP「桐の基礎講座」に「レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎」、「レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎2」の2コンテンツで解説しています。 ○講座開始前、1時間ほど、「レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎」、「レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎2」を読んで復習をしましたが、書いた本人の私が読んでも、内容が良く理解できないところがあり、本人が読んでも判らないのに第三者が読んでもサッパリ判らないだろうと、シッカリ、自覚しました(^^;)。 ○「一文書1ファイルから1レコードへ」との標語を実現のための基礎的ファイルは、通知書で、通知書の表定義、フォーム、単票レポートまで一気に済ませるために今回は、「さらにじっくり・ゆったり」では時間不足になり、相当忙しい講座になりました。私自身、レポートの基本をスッカリ忘れており、極めて要領の悪い講義になってしまい、受講者のみなさんには、迷惑をかけてしまいました。 ○なんとか、最後の単票レポートまで達して、フォームにプレビューコマンドボタンを作成して、いざプレビューをしてみたら、データが消えてしまう現象が現れ驚きました。データが削除されてしまったのかと、一瞬、焦りましたが、絞り込み解除ボタンをおすとデータレコードが復活しました。平成27年8月時点でのアップデートをしていた私のPC内桐ではこのような怪現象が出ませんでしたので、どうやら桐10のバグのようです。 ○講義終了後、私自身のレポート失念ぶりを実感して、再度、レポート作成を単票から繰り返し練習してみました。単票レポートでの重要チェック事項として、ファイル属性-表題タブ-「定義の位置と高さを固定する」のチェックの有無があります。これをチェックすると、そのテキストオブジェクトの位置と高さ固定されて、文字数が多いとフォントサイズの小さい文字になり、チェックを外すと文字のフォントサイズは変わらず文字数に応じてオブジェクトの拡大されていくはずです。 ○ところが桐10では、ファイル属性-表題タブ-「定義の位置と高さを固定する」にチェックをしても、「固定する」が実現されず、文字数に応じて拡大していきます。これもバグの一つかも知れません。いずれにしても、私自身のレポート失念ぶりが、シッカリと自覚できましたので、折を見てはレポートを復習していかねばならぬと思っております。 以上:1,308文字
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