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日本語データベースソフト桐が12年ぶりにバージョンアップ桐10発売1

平成26年10月 3日(金):初稿
○当事務所では、「小松事務所パソコン等システム変遷のまとめ2」記載の通り、平成4年6月頃から、日本語データベースソフト桐を使用し始め、徐々に桐にのめり込み、「私と桐1」記載の通り、平成6年5月、初めて一括処理を使うようになって、のめり込み程度が更に高まり、平成8年には仙台桐研究会を立ち上げ、本格的に桐を学ぶようになりました。

○その後、平成12年10月、桐師匠【多遊】さんと運命的出会いが、一層の桐漬けになる決定的契機となり、同年12月に当事務所桐システムを日弁連コンピューターフェアに発表し、その好評に気をよくして、【多遊】さんのご指導を受けながら、事務所桐システムの改善に努め、更に平成16年8月1日から当事務所HPも【多遊】さん作桐HPBで作成を始め、データベースソフト桐による自称日本一便利な法律事務処理システムと自称世界一便利なHP作成システムを駆使して、仕事にHP作りに励んでおり、私は、もうこれっ桐ない、桐人間となっています(^^)。

○このデータベースソフト桐ですが、平成14年から遡ること約20年前のDOS時代には、日本のデータベースの8割は桐と言われていたそうです。ところが1995(平成7)年のWIN95発売によるWIN化の波に乗り遅れ、DOS桐からWIN桐への切り替えが遅れたばかりに、2000(平成12)年頃までには、すっかりマイクロソフトエクセルに取って代わられ、世間的にはマイナーソフトに追いやられました。今や若者は桐と言う名のデータベスソフトがあることすら知らない方が殆どです。

○このマイナーソフト桐を使っているというと、僅かに桐を知っている方には、桐なんて、いつまで使えるのでしょうか、折角、桐で作ったデータもいずれ桐が消滅して、桐データが無駄になるのではないでしょうかと言われたことが度々ありました。また、桐を使っていると言うと、桐を使っている人は、とんでもないオタクの変わり者と言うことですが、なんて言われることすらありました。

○「桐9s優待アップグレード版インストール」記載の通り、WIN8.1対応桐9sが発売になり、平成25年12月にインストールして、「事務所全パソコンをWIN8.1Proにバージョンアップ-悪戦苦闘中2」記載の通り、当事務所で使用するノートPC含めて20数台のパソコンを全てWIN8.1Proに切り替え、今後しばらくの間、少なくとも私が現役弁護士時代は、桐体制での事務処理が可能になり、桐が消滅して桐データが無駄になることもなくなりました。

○ところが、今般、この桐が12年ぶりにバージョンアップして、「0/17[金]新発売!次の5年、10年、その先も、『続く力』であるために。基本機能から捉え直した桐10の登場です。」と相成りました。私が弁護士業務引退後も、更に長く桐が使えそうです(^^)。
以下、日刊工業新聞掲載2014年10月1日株式会社管理工学研究所発表ニュースです。

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管理工学研究所、基本機能を大幅に強化した日本語データベースシステム「桐10」を発売

 株式会社管理工学研究所(代表取締役社長:立壁 克之、本社:東京都千代田区)は、データサイズの拡張、文字コードの変更など基本機能を大幅に拡張した日本語データベースシステム「桐10」を10月17 日(金)より発売します。主な特徴は以下の通りです。

基本機能の強化
 データベースのサイズを現行商品である桐9シリーズの64倍(ファイルサイズで最大32GB、レコード数で最大約10億レコード)に拡大しまし た。1レコードあたりの最大データサイズも、従来の2倍となります。また文字コードもShift JIS(CP932)からUnicodeに変更し、JIS X 0213:2004(JIS第一水準~第四水準)の11,233文字が扱える様になります。

Unicode IVS(Ideographic Variation Sequence)対応による漢字サポート範囲の拡張
 Unicodeにおいて様々な異体字を扱うための技術であるIVSに対応しました。これにより文字情報基盤漢字(※1)約58,000文字を扱うことができるようになります(※2)。IVSの入力、表示、印刷に加えて、IVS代表文字による検索、ソート、データ抽出、集計機能および組み 込み関数の対応など、異体字をデータベース上でまとめて扱うために必要な機能を提供します。
※1:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が進めている文字情報基盤構築事業で定められた文字集合です。戸籍統一文字および住基統一文字から成り、JIS第一水準~第四 水準を包含しています。
※2:IPAが提供するIPAmj明朝フォントなど、文字情報基盤漢字の字形を持つフォントを利用した場合。

Unicode IVSによるデータ交換性の向上
 ワープロソフト、オフィスソフトなど他のアプリケーションとのデータ交換も、相手がIVSに対応しているアプリケーションであれば入力した通りの字形で行うことができるようになります。

 日本語データベースシステム「桐」は、1986年のバージョン1発表以来、16回におよぶバージョンアップ、アップデートを経て、広く利用されてきた非SQL型のリレーショナルデータベースシステムです。データベース機能そのものに加え、入力フォーム、印刷フォーム、PostgresなどのSQL型データベースをSQLレスで操作・連携する機能、プログラミング環境などを統合した製品です。

 今回が18番目のリリースとなる「桐10」は、使いやすさに定評のある表計算ライクなUIはそのままに、お客様から要望が多かった点について機能強化を行いました。従来の利用者層に加えて、手軽にデータ管理を行いたい、表計算と連携してデータ管理を行いたいという層に向けて販売を展開します。

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