平成25年12月30日(月):初稿 |
○Windows 8.1にも対応するという日本語データベースシステム桐9sが平成25年10月25日に発売になりました。桐9-2004sp6を持っている当事務所では、発売案内を受領すると同時に、桐9s優待アップグレード版1本当たり5800円(税込み)を6本購入しておりました。しかし、当事務所では、WIN7はデスクトップ、ノートパソコン各1台のみでその他は未だにXPに留まっており、WIN8.1パソコンはまだ1台も導入していません。そのためまだ桐9sは、インストールの必要がないと思い込んで、購入した桐9s優待アップグレード版CD-ROMは、積ん読のままでした。 ○ところが、桐師匠【多遊】さんから、便利な機能が追加されているので、折角購入したのだから,インストールした方がよいとのアドバイスを受け、クライアントパソコン全部にインストールを完了しました。桐9s製品案内の桐の履歴を見ると桐ver9の無償バージョンアップ版桐9-2004sp6の時点でOSに「Windows 8」を追加していたようですが、桐9sでの主な追加機能は、 「#消費税率」関数追加(消費税率変更に対応)と説明されています。 ○今般、桐9sをインストールして日本語データベースシステム桐9s追補マニュアルを印刷して追加機能の確認をしているところです。私が関心ある部分は,以下の通りです。 ・PDFファイルの作成 桐から直接PDF(Portable Document Format)ファイルを作成できるようになりました。 PDF ファイルを作成するには、一覧表印刷時またはレポート印刷時の[印刷]画面で、[PDF 出力]をON にします。 ※これは従前からあった機能で、何が追加機能か不明です(^^;)。 ・桐9s でつぎの関数を追加しました。 #囲み文字列 #囲み文字列数 #消費税率 #対応番号2 #対応文字列2 #対応文字列数2 #日時値生成2 ※#日時値生成2は、「元号、年、月、日、時、分、秒の各値を数値または文字列で指定して、日時値を生成します。」と説明されており、従前の#日時値生成に「元号」が加わっただけのようです。 ※#対応文字列は、「半角コンマで区切られた部分文字列の並び str の中の n 番目の部分文字列を取り出します。」と説明されていますが、 #対応文字列2は、「str1 内の部分文字列を str2 で区切っているとき、 n 番目の部分文字列を取り出します。」と説明されています。どのように応用するか良く判りません(^^;)。 ※#囲み文字列は、「str1 内の部分文字列を str2 と str3 で区切っているとき、 n 番目の部分文字列を取り出します。」 #囲み文字列数は、「str1 内に str2 と str3 で区切られた部分文字列がいくつあるかを求めます。str1が未定義のときはゼロを返します。」 と説明されていますが、これも私のレベルでは、どのように応用するか良く判りません(^^;)。 ※#対応番号は、「半角コンマで区切られた部分文字列の並び str1 の中に、文字列 str2 と同じ部分文字列があれば、その番号を返します。」 #対応番号2は、「str1 内の部分文字列を str2 で区切っているとき、文字列 str3 と同じ部分文字列があれば、その番号を返します。」 と説明されています。これも前同様で、私が使いこなせる関数の追加はありませんでした。 私としては#漢数字「数値または文字列の数字部分を、漢数字に置き換えた文字列にします。」の逆の#算数字なんて関数が欲しかったのですが、今回も追加されていません。 以上:1,515文字
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