平成18年 5月11日(木):初稿 |
○H18年5月5日更新情報「仙台桐研特別例会桐初心者講習会開催予告」で報告したとおり平成18年5月10日午後6時から8時30分頃までツルカメスタジオで司法修習生6名、行政書士2名にサブ講師2名に私の11名で仙台桐研初心者講習会を開催しました。 ○教材をどうするか迷いましたが、結局、平成16年1月23日新潟弁護士会IT研修会で使用したサンプルファイルを使用しました。ID付き顧客簿・事件簿を2本の柱にした当事務所の事務処理スタイルの基本が入っており、更に一番の難物であるレポートの事務所表示を変数化して最初の事務所名設定で利用者の事務所名、弁護士名にしてレポートを表示できるからです。 ○サンプルファイルを受講者持参のノートパソコンにコピーして最初の1時間30分程度サンプルファイルに受講者全員に自分の手でデータ入力して貰ったどのようなことが桐で出来るのか体験して貰いました。その過程で必要に応じて表やフォームの定義を開いてその仕組みの基本を説明しました。 ○サンプルファイルの入力や表、フォームの定義画面の開き方は、桐を10数年間使用して各作業を当たり前に行っているとその操作は余りに当然すぎて説明の必要もないと感じるのですが、初心者にとってはファイルを開くこと自体からつまずく方も居ます。 ○私がああして、こうしてと指示することがちんぷんかんぷんで分からず忽ちついて来れなくなる方も居ますので、仙台桐研初心者説明会では、サブ講師を2名配置して受講者の後ろに陣取り、私の指示が理解できず同じ操作ができない方に優しく説明を補充して出来るようにしてやります。 ○90分ほどかけてサンプルファイルの使い方を説明し、実際データ入力をして貰った後、項目として№、名称から始まり10項目程の住所録.tblを実際自分の手でゼロから作って貰いました。表定義から始まり、何れも私の指示に従って操作・作業をして貰いましたが、ここでも2名のサブ講師が、なかなか出来ない方を援助します。 ○最初は表の項目属性の設定をデフォルト(初期設定)のままにして表を開いてデータ入力をして貰い、例えば文字列型に設定した〒項目にデータを入れるとき全角文字”980-0811”で入力されいちいち半角”980-0811”に変換するなどの不便さを味わって貰った後に項目の属性設定で入力タブの入力モードを”漢字変換off”にすると最初から半角確定文字で入力できる等の便利な設定の存在を知って頂き、簡単な関数や表引き設定等表定義の概要を説明した後、カード型フォームを自力で作るところまでやって貰いました。 ○難しいと言われている桐の操作が意外に簡単だと思って頂けたかどうかは確信出来ませんが、参加者全員が実務で桐をある程度使いこなして頂けるようになればと願ってやみません。 以上:1,148文字
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