平成18年 5月 7日(日):初稿 |
○「桐は決して絶滅しません。」と唐突に変な表題をつけましたが、実は私がエクセル愛好者に桐を勧めるとよく返ってくる言葉に「桐は今後何時まで使えるか分かりませんね」があるからです。要するに近い将来桐が絶滅する可能性が高く、桐で作ったデータは無駄になるのではと言うおそれを持つ方が意外に多いのです。 ○現在の普通に使用されているパソコンのOSはMicrosoft社のWindowsXPが主流ですが、XPの次世代OSとしてWindowsVistaが発売されることが決まっており、将来は更にOSが進化していくことが確実であるところ、今後OSの進化に対応してバージョンアップした桐が発売され続けるのかという疑問があります。 ○実際、基本OSがDOSからWIN95に変わったときWIN版桐の開発が遅れてDOS時代の多くの桐ユーザーがMicrosoft社のアクセスに乗り移ったと言われています。従って今後OSが進化しこれに対応する桐が無くなって要するに桐が絶滅してしまったらそれまでの桐によるデータ作りが無駄になるのではと言う心配があります。 ○しかし桐のデータが特別な形式で保存されるわけではなく基本的にはテキストデータですから、CSVファイルに書き出せば、他のソフトで使えますので、桐で作ったデータが無駄になることはありません。 ○又何より重要なことは桐によってデータを如何に効率的に管理するかというデータベース思考が出来ることです。私は桐をして、このデータベース思考を思いめぐらす道具と考えております。 ○「一文書一ファイルから一レコードへ」と言う発想は、松や一太郎等のワープロソフトだけ使用していたのでは、決して出て来ません。データベースソフトである桐を使って初めて出て来ました。又「一度入力したデータは二度と入力しない」と言う発想も、データベースソフト桐のリレーショナル機能を使って初めて出て来たものです。HP作成に当たって掲載データを分類>細分類>テーマという三層構造でスッキリまとめる発想も桐だから出来ました。 ○勿論私はデータベースの専門家ではなく又データベースについて専門書等を読んで学んだことも全くありません。従って私の言うデータベース思考とは全く的はずれなものかも知れません。しかし私の事務所の事務処理を中心とした情報整理は桐と共に考え桐と共に成長し、桐は実務処理に大きな力を発揮してくれています。 ○この桐と共に歩むデータ(情報)整理・効率化の精神は決して絶滅することはなく、桐はこのデータ(情報)整理・効率化の精神を育む道具として最適のものと確信しており、これが桐を薦める最大の理由です。 以上:1,084文字
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