平成18年 4月10日(月):初稿 |
○桐HPBの基礎の基礎の話を続けます。以下、長くなり申し訳ございませんが、私の備忘録です。 先ず私の講義録作成フォームのHTML作成コマンドボタンオブジェクトの属性のコマンドタブは次のようになっています。 このコマンドボタンによってHTML化する現在表示されている1行に絞り込み、これを手続き実行(イベント)でHTMLファイル化し、これをシェル実行コマンドでブラウザ表示し、その後絞り込みを解除し、現在表示行に戻します。 ○HTML作成コマンドボタンをクリックして出来たHTMLファイルをブラウザ表示して桐の講義録フォームに一部を重ねた様子は次の通りです。 ○HTML作成コマンドボタンの手続き実行HTML()の定義は以下の通りで、*をつけて説明を加えます。 手続き定義開始 HTML() 変数 文字列{&HTMLファイル名} 変数 整数{&OK} *データを一時的に入れておく変数として&HTMLファイル名と&OKを作ります。 代入 &HTMLファイル名=[講演先]+".htm" *変数の&HTMLファイル名に現在行の[講演先]データ即ち"みやぎ難聴協"と".htm"を並べたもの即ち"みやぎ難聴協.htm"を代入します。 印字開始 &HTMLファイル名,終了状態=&OK *[印字]コマンドで書き出すファイルを指定します。&HTMLファイル名は、先の代入の結果、"みやぎ難聴協.htm" となっており、以下の印字コマンドで書き出したデータをこのファイル名で作ります。 印字 "<HTML>" *[印字開始]コマンドで指定したファイルに、データを書き出します。このコマンドを1回実行するたびに、1行のデータが書き出されます。 これによって、"みやぎ難聴協.htm"の第1行目に"<HTML>"が書き込まれます。 以下、同様です。 印字 "<HEAD>" 印字 "<TITLE>"+[講演先]+"</TITLE>" *"<TITLE>"と"</TITLE>"の間に[講演先]に記載されている"みやぎ難聴協"と言うデータが書き込まれます。 印字 "</HEAD>" 印字 "<BODY>" 印字 " 講演先 "+[講演先]+"<BR>" *"みやぎ難聴協.htm"の第5行目に"講演先 みやぎ難聴協"と言うデータが書き込まれます。 印字 " 聴講者 "+[聴講者]+"<BR>" 印字 " 予定日 "+#日付([予定日],4)+" "+[開始時刻]+" ~ "+[終了時刻]+"<BR>" 印字 " テーマ "+[テーマ]+"<BR>" *同様にして、指定されたデータに桐の項目[聴講者]、[予定日]、[テーマ]に記載されてあるでーたが加えられて書き込まれます。 印字 "<BR>" *"<BR>"は、改行を指示するタグです。 印字 " 小見出し "+[小見出し]+"<BR>" *[小見出し]のデータが書き込まれますが、もし太字にしたい場合は、 印字 "<B>"+" 小見出し "+[小見出し]+"</B>"+"<BR>" とすれば、小見出しだけ太字で表示されます。 印字 " "+#文字置換([内容],#強制改行文字,"<br>") *これは[内容]のデータには強制改行文字(私の場合、"/"の全角文字を指定)が入っており、これを改行を指示するタグの"<br>"に文字置換した上で書き込みます。 印字 "<BR>" 印字 "</BODY>" 印字 "</HTML>" 印字終了 *[印字開始]コマンドで指定したファイルを閉じて、[印字]コマンドの書き出しを終了します。 手続き定義終了 ○以上の手続き実行によって <HTML> <HEAD> <TITLE>みやぎ難聴協</TITLE> </HEAD> <BODY> 講演先 みやぎ難聴協<BR> 聴講者 みやぎ難聴協会員<BR> 予定日 H15-12-20 ~ <BR> テーマ 生活支援講座-破産・交通事故・家族問題等<BR> <BR> 小見出し 自己紹介-得意技と特徴<BR> 先ず、簡単に自己紹介させて頂きます。<br>弁護士ですと自己紹介すると、先生のご専門は何でしょうか、何が得意でしょうかとよく聞かれます。<br> ………(中略)………いつまで経っても貧乏弁護士から脱却できませんが。<br><br> <BR> </BODY> </HTML> と言う内容のテキストファイルが"みやぎ難聴協.htm"と言うファイル名で作成され、桐データのHTML化が完成します。 以上:2,166文字
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