平成17年 1月26日(水):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○昨日午後5時45分から午後9時頃まで仙台桐研1月例会を開催しました。 参加者はいつものメンバーだけですが、個人再生申立事件の書式整理をだいぶ進めることが出来ました。 ○研究会の進め方は、私が教材となるファイルを、中途半端に作って教材として提供し、これを、参加者全員の希望、意見等を取り入れながら、各種修正を施して、実務で使えるファイルに完成を目指す方法で行います。 ○昨日は、個人再生申立に必要な債権者一覧表フォームでのデータ入力合理化と、データ入力後の印刷のための4種類の債権者一覧のレポート完成を目指しました。 ○先ずデータ入力ですが、個人再生に必要なデータとして、例えば総債務額600万円のところ17.5%相当額のの105万円を3年間弁済する場合、配当率計算、各債権者毎の弁済金額の計算等は全く簡単に出来ます。 ○各債権者毎の弁済、例えば武富士に残額100万円のところ、17.5%相当額の17万5000円を3ヶ月に1回ずつ3年間12回分割で支払う場合、毎月1万4600円(100円未満切り上げ)の11回で合計16万0600円、最終12回目が1万4400円で総合計17万5000円を支払います。 ○債権者一覧表の[債権者名]="武富士"のレコードの[毎回支払額]に1万4600円、[最終支払額]に1万4400円のデータを自動入力するための入力式をみんなで考えます。 極簡単な計算式ですが、項目計算式、コマンドボタン、一般イベント何れでも出来るように考えました。 ○次にやっかいなのは各種債権者一覧表を表示するためのレポートですが、裁判所で要求する書式に出来る限り同じ表示内容にするため、複合形式にして一覧表オブジェクトを貼り付け、完成を目指しました。 これも事前に表に絞り込み条件を設定し、この条件に適うデータのみ一覧表で表示させる方法で簡単に実現でき、桐のレポートは使う人の各種要求に応えるべくホントに良く工夫されていると実感します。 ○参加者は極少人数に留まっていますが、私自身の勉強のため継続していこうと思っているところです。 以上:851文字
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