| 令和 7年12月29日(月):初稿 |
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○「”89歳ボディビルダー 40年続ける5つのルール”紹介-89歳金沢さん」に続けて,筋トレの話題です。プレジデント2025.6.13号の62~65頁に掲載された75歳・京大キンンク先生が伝授!人生後半から始める「老けない筋トレ」入門のエッセンス備忘録です。以下の記述を噛み締め、1日30分の筋トレ意欲を喚起します。 ・運動でつくられる乳酸が認知症を予防する 筋肉に強い刺激を与えると糖が分解され、乳酸が体内に蓄積 運動中に筋肉でつくられた乳酸が海馬に到達しBDNF(脳由来神経栄養因子)の発達を促進 BDNFは神経の成長・可塑性を促すタンパク質で認知症の原因アミロイドβの分解に関与 乳酸の濃度が高まるとBDNFの発現も増え、認知症予防に極めて効果的 筋肉量を増やすことは加齢による血糖値の乱れ・脂質異常・免疫力低下・自律神経不調等の問題に確かな効果 筋肉を動かさなければ糖は余り、血糖値が上がる、運動不足が続けば膵臓のインスリン分泌機能が疲弊し糖尿病へ進行 筋肉を動かして糖を燃やすことが極めて重要 筋肉量が減ると体温調節機能が弱まり冷え性・免疫力低下につながる 脳の指令で筋肉を動かすとその刺激が脳に返され神経の動きや認知機能を高める 筋肉を使わないと血糖が処理されず血管が傷み、神経や臓器が障害を受け転倒・骨折のリスクが高まる 筋肉を維持し働かせることは病気を防ぎ、全身の機能を守る最も確実な方法 ・運動とタンパク質摂取で70歳でも筋肉は育つ 筋肉運動直後の30分は筋肉材料を効率的に取り込めるゴールデンタイム ゴールデンタイムのタンパク質摂取は筋タンパク合成効率が最大化 プロテイン付属スプーン3杯或いは牛乳200ccゆで卵2個分のタンパク質摂取が理想 筋肉の維持・成長には糖質の摂取が不可欠 FFCバランスは、タンパク質20%・脂質30%・炭水化物60%が理想 筋トレを続けて筋肉をつけ基礎代謝を上げ、エネルギー消費を増やし食欲を湧かせることが重要 以上:810文字
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