令和 5年10月31日(火):初稿 |
○「呼吸法は鼻で吸い口で吐くが正解と思っていましたが-大いなる間違いでした3」の続きで、鼻で息を吐く重要性を指摘されて以来、鼻が気になり、ヨガトレーナー深堀真由美氏著「1分で体がすっきり生き返る鼻トレ!」を読み始めました。以下、その備忘録です。先ず小見出し「鼻を鍛えると何がいいの?」から始めます。 ○このHPの大分類「健康」には、中分類として耳・歯・目の話しはありましたが、鼻の話しはありませんでした。私は、耳・歯・目では、色々苦しめられましたが、鼻で苦しんだ記憶は余り無く、話題がなかったからでした。しかし、平成19年12月27日記載「久しぶりに胃炎-健康に関する愚痴です」には、「診断名を受けたことのある病名は、耳・鼻・喉では慢性中耳炎・中耳カタルを手始めに副鼻腔炎、アデノイド、扁桃腺炎、鼻中隔湾曲症(湯浅涼医師の手術で完治)」と記載されており、鼻の病気の経験もありました。「鼻中隔湾曲症」の手術は、昭和63年頃、2回目の耳の手術を受けたとき、ついでにと言うことで、手術を受けました。 ○以下、「鼻を鍛えると何がいいの?」備忘録です。 01;においをかぐことは、生きること ・嗅覚すなわちにおいをかぐことは動物が生きていくために必需機能 ・嗅覚は脳神経の一つで脳と直接繋がり、脳下垂体・気管支・肺・心臓・腎臓・腸等と連携 ・鼻がつまると頭の回転が鈍くなる 02;鼻は高度な空気清浄機 ・鼻は、呼吸で外気を体に取り組み、体内で空気を浄化・加湿・加温する精巧な空気清浄機 ・鼻の入口の鼻毛、奥の鼻腔・副鼻腔の表面は繊毛・粘液腺をもつ上皮で覆われ、粘液でほこり・細菌・ウイルス等をキャッチし鼻汁等として排出 ・鼻の穴から入った空気は鼻腔・副鼻腔を通過する過程で浄化・加温・加湿されて肺に入る 03;鼻は24時間365日稼働中 ・鼻は空気を通していないと鼻腔・副鼻腔の粘液腺分泌が滞り乾燥しばい菌繁殖等トラブルになる ・鼻は目・口と違い1日も休まず稼働し、浄化・温度調節・空気量調節等を無意識に自律神経作用で行っている ・あらゆる動物の組織・器官は使わないと萎縮・血流悪化・代謝低下で体調不良となる 04;口呼吸はダメ! ・口呼吸で口が常に開く状態になると表情が締まらず顔が歪み姿勢も悪くなる ・空気が加湿されないまま体に入ると喘息・肺炎になり、雑菌により免疫力も低下 ・乾燥による口内環境の悪化で歯周病・虫歯・口臭等が発生し、耳にも悪影響で耳鳴り・めまいの原因となる 05;大切なのは深い呼吸 ・呼吸するとき使う呼吸筋の中で大きく動く肋間筋(胸呼吸)・横隔膜(下腹呼吸)が重要 ・胸呼吸・下腹呼吸いずれも深い呼吸をすることが重要 06;鼻と睡眠は連動 ・鼻づまりと舌落ちでののどづまりで酸素不足になると脳は睡眠を浅くして呼吸催告を繰り返し睡眠の質が低下 ・鼻づまり原因はアレルギー・副鼻腔炎等、舌落ちのどづまりは加齢によるオトガイ舌筋の衰え・ 07;鼻トレ!は”普段の生活”を楽にする ・呼吸により酸素が血液を通じて各細胞に入りエネルギー代謝・二酸化炭素排出 ・細胞酸素不足は疲労・脱力・記憶免疫力低下等様々な体調不良を惹起 ・二酸化炭素排出せず蓄積すると体は酸性に傾き、頭痛・眠気・集中力低下を惹起 ・これらを鼻トレ!呼吸で解決 以上:1,334文字
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